ザグレブからフランクフルト経由と約13時間かけて、男子日本代表チームが無事成田に到着した。これで約一ヶ月の長期にわたったヨーロッパ遠征の全日程が終了した。
今回の遠征では、序盤のトレーニングで個々の選手の長所と短所を把握することからスタートし厳しいトレーニングを通じてスキルアップを図った。中盤からスタートした試合では選手自身もトレーニングの重要性を再認識し、日を追うごとにチームにまとまりが見られるようになっていった。
対戦戦績では4勝5敗と負け越しはしたが、今遠征はパブリセヴィッチ・ヘッドコーチ率いる日本代表チームの踏み出した第一歩であり、すべては7月末のキリンカップ、9月上旬のアジア選手権に向けて、そして大きくとらえれば2004年のアテネオリンピック、2006年の男子世界選手権埼玉大会に続く長い道のりを完走するための準備だ。
帰国後、約一週間の休息をとり、すぐに強化活動を開始する男子日本代表チーム。今回のヨーロッパ遠征でつけた自信や日本代表としてプレーするモチベーションを維持し、合宿でもキリンカップでもすばらしいプレーを見せてくれるに違いない。
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