今日の対戦相手となるポスシェは、ヘルツェグボスナ・リーグ(現在の二部リーグに相当)に所属し、ここ4年間の成績は3位、4位、3位、そして今年は#4D.レゾ、#8S.レゾ、#12ムスタピッチらを擁しプレーオフでリュブスキを下して優勝。来季から一部リーグへと昇格する予定のチーム。
「フリーになった時には恐れずにシュートを打て」というパブリセヴィッチ・ヘッドコーチの指示通り、第1ピリオドは積極的なシュートから終始リードする展開となった。序盤は#12青野がゴール下を支配し、2Pシュートやフリースローで得点を重ねれば、#15網野がシュートファールで得たフリースローを2本とも決める。また#4節政からの好パスによる#7高橋のダンクで一時は16-9とリード。しかしその後は日本のファールが多発し、リバウンドも取られ18-16まで追い上げられる。
第2ピリオド、お互いに得点を重ね日本が常に僅差のリードを保つ状態。しかし途中交代で入った#13伊藤、#16山田の二人が好シュートを見せて29-24とする。その後、ファールで得たフリースローの入れ合いとなり、終了間際には#15網野が2本とも決めて35-29と6点リードで前半を折り返した。
第3ピリオド、出だしポスシェ#12ムスタピッチが立て続けに2Pシュートを決めるが、日本も#12青野がインサイドのシュート2本とフリースローを決める。またディフェンスがうまく機能し、#8仲村が残り6分に3Pシュートを3本決めて51-42と一気にリードを広げる。
第4ピリオドも#8仲村と#12青野の松下コンビが活躍。また#6古田もオフェンスファールを3つ取るグッドディフェンスを見せ、#7高橋は試合を通して9本のディフェンスリバウンドを記録するなど、選手それぞれが個性を発揮し69-52で勝利。遠征初戦での白星以来、2勝目を挙げ通算戦績を2勝4敗とした。
第7戦は対戦チームが未定だが、6月24日(火)に行う予定。
■個人記録 #12青野−17点、#8仲村−15点、#7高橋−12点
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