女子子バスケットボール日本代表 オーストラリア遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2004 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
トップ
スケジュール
日本代表メンバー表
試合結果
男子日本代表 活動レポート
2004年6月18日(金) @スロベニア、ログラ 前に戻る 次に進む
(第23日目)
今日の試合結果 ボックススコアへリンクボックススコア ゲームレポートへリンクレポート
●日本代表 73-75 U-21スロベニア代表○

今日の活動レポート

練習(午前の部)
ミラノヴィッチ教授の担当でウォーミングアップを10分間行い、その後シューティングへ。各自ジャンプシュート80本(40本/片面)とフリースロー40本(20本/片面)の成功数を課され、10時45分に練習は終了した。午前の練習は今日のゲームに備え、軽めとなった。

ミーティング
今日のミーティングはまず、対戦チームのことについて話しがあった。「相手は未来のスロベニア代表選手を目指し、また、世界のトップリーグでプレーする目標をもっており、メンバーの殆どはスロベニア国内の1部リーグでプレーしている。しかし、自分達が今までやってきたことをゲームで出せれば、いい勝負になるであろう。

これまでも言ってきたが、相手が誰であろうと我々がやることは変わらない。紳士的なバスケはこのチームには存在しない。」その後、本日のスターターが発表され、フォーメーションのチェックを行って、午後12時30分に終了した。

練習ゲーム(6戦目)
前半、硬さの見られる日本は相手にリードされ、追いかける展開。第2ピリオドに入って日本のディフェンスが効き始め、スチールや相手のミスを誘うなどして逆転。その後は一進一退が続き、38対36と日本が2点リードして、前半を終了。後半に入り、両チーム激しい攻防が続き、得点が動かない。日本は積極的に攻めるもオフェンスリバウンドが取れず、加点に苦しむ。徐々に離され10点差開いたが、残り3分#12渡邉の連続3Pなどで追い上げ猛迫。

そして、残り30秒またも#12渡邉が3Pを決め、72対72とついに同点。残り15秒には相手のファールを誘い、フリースローをもらう。1本目は決めるものの、2本目を落とし、73対72。最後の守りを必死で行うがファールの出来ない日本は残り5秒相手のドライブインを許し、73対74と逆転される。タイムアウトをとった日本は最後の攻めに賭けるが、焦った日本は痛恨のターンオーバー。ファールゲームで相手にフリースローを与え、1本決められ、73対75で日本は惜敗した。これで日本は通算成績を4勝2敗とした。

今日のスケジュール
08:00〜 起床
08:30〜 朝食
10:00〜10:45 練習
12:00〜 ミーティング
13:00〜 昼食
13:30〜 バス移動(スタラ・ツェリコ市)
16:30〜 体育館到着
17:25〜 ウォーミングアップ
18:00〜19:40 練習ゲーム(6戦目)
20:30〜 夕食
22:00〜 バス移動
25:00〜 ホテル到着
 
今日のコメント
パブリセヴィッチHC
今日のゲームは満足できるゲームだった。何度も言うようだが、いまは結果ではない。自分達が目指すチームに近づいているかどうかが問題なのだ。このチームは確実に成長している。勝負所での判断力や遂行力はまだ未熟だが、いい兆しはある。今このチームに必要なのは実戦だ。状況判断は各選手の経験とこれまで積み上げてきた技術によってのみ下されるので、とにかく今は色々な対戦相手(それも相手の情報がないことが望ましい)とゲームを重ね、経験を積むことが大事。そして、その経験から我々の弱点をあぶりだす事がこの遠征の最大の目的であり、それをマネージメントするのが私の任務だ。後は、ゲームの内容を各選手が反芻し、自分の何がよかったのか、何が悪かったのかを考えて明日以降の練習に臨んできたら、その選手は確実にステップアップするであろうし、チーム力はまた向上する。
Tone Krump HC(スロベニア代表U‐21)
正直言って、今日のゲーム展開には驚かされた。私は去年の日本代表チームを知っていたので、ここまで苦戦するとは思わなかった。ゲームは非常にクオリティーの高い内容となり、うちの選手達にもいい勉強になった。ジェリコはヨーロッパで素晴らしい実績を残してきたコーチだが、1年間という短い期間でチームをここまで成長させることは並大抵ではない。ジェリコがこのまま日本のチームを見るのであれば、遅かれ早かれヨーロッパのレベルまで押し上げると思う。選手の半分は変わったように思うが、#8(柏木)、#11(網野)、#13(古田)は努力すれば、ヨーロッパでもやっていけるであろう。また、来年対戦できるのが楽しみだ。

今日のトピックス
N/A
 

  Copyright(c) 2002 Japan Basketball Association. All Rights Reserved.