女子子バスケットボール日本代表 オーストラリア遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2004 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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男子日本代表 活動レポート
2004年6月27日(日) @スロベニア、ログラ 前に戻る 次に進む
(第32日目)
今日の活動レポート

練習(午前の部)
ログラでの最終日の練習は、「野外トレーニング」でスタート。10時30分サッカーグランドに集合した。ミラノヴィッチ教授の掛け声でストレッチングを15分間行い、ストレッチングを開始。その後、20分間のランニングを行うと説明があった。内容は最初のランニングはジョギングペースでサッカーグランドの外周を3周走り、そのあとは教授の指示によってスピードを上げるという。3周走り終わった後、スピードを10%上げるように指示がある。1周後、さらに10%。その1周後に15%上げ、最終周は全力疾走で行い20分間のランニングドリルは終了。クールダウンのストレッチを行って11時15分に体育館へ。

まずは二人一組になって、ミラノドリルの始まりだ。ドリル内容は以下の通り、ワンバウンドパス--->両手で下から投げて、投げ終わったら腕立て伏せ--->後ろ向きで相手にノーバウンドで投げる--->ひとりがボールを強くもち、一人がそのボールを奪う--->ひとりがボールを強く持ち、一人が上か下からか叩き、ボールを奪う等。次にウエイトルームに移動し、いつもの8種目を3セット。

それを行っている間にコーチングスタッフがマット、メディシンボール、平均台、ハードル等をコート上に用意し、いつものミラノドリルを二人一組で各種目25秒を1巡目に、20秒を2巡目に行い、12時35分に終了。ここでミラノヴィッチ教授のこの遠征におけるプログラムが終了したとヘッドコーチより説明があり、お礼を申し上げた。ここでミラノヴィッチ教授から今年のチームについて話しがあった。(今日のコメント参照。)最後に、プールへ移動し、クールダウンを行い、13時に午前中の練習は終了した。

ミーティング
今日がログラでの最終日となり、明日以降は移動やフィジカルテストなどに時間を費やすため、今回の遠征についてヘッドコーチより総評が行われた。(今日のコメント参照)その後、木葉審判より「賢いプレーをするためのレフリング講座」が約40分行われた。その内容としては世界レベルでのレフリングの現状とその対策等を項目別に行った。トラベリング・ハンドチェッキング・スクリーン・ブロックショット・そして後方からのコンタクトである。その後、今年のルール改正(24秒ルール等)について説明があり、午後6時45分に終了した。

練習(午後の部)
6時55分、東野ACのウォーミングアップでスタート。軽いランニングを3周行い、次にストレッチングを10分間行った。その後、シューティングについてヘッドコーチより指示があり、全員300本(50本/ジャンプシュート&10本/フリースローを交互に行う)が課せられた。そして、8時30分に練習は終了した。

ザグレブへ
下山の時がやってきた。ここログラ(スロベニア)での強化合宿も最終日を向え、明朝この遠征のスタート地点、ザグレブ(クロアチア)にバスで移動する。標高1500mでの生活はバスケ漬けになるには最適。それはこれまで紹介してきたヨーロッパのトップチームが合宿の場所として選んでいることで証明される。分野は違ってもスポーツに共通するエッセンスがここログラにはあるのだ。

我々が滞在した期間の天候は殆ど曇り時々晴れ。気温は最低8〜12℃、最高12〜25℃。一昨日は霰(あられ)が一時間以上降り続き、大荒れだった。ところが今日は珍しく晴天。気温も25℃まで上がるほどにまでに。これが標高1500mの天候だ。明日の移動時間は3〜4時間。午後はザグレブ大学でフィジカルテストを行う。

今日のスケジュール
08:30〜 起床
09:00〜 朝食
10:30〜13:00 練習
13:30〜 昼食
14:30〜 フリー
17:00〜 ミーティング
18:55〜20:30 練習
21:00〜 夕食
23:00〜 就寝
 
今日のコメント
パブリセビッチHC
[遠征総評]今ここにいる選手達はこの先5〜10年、日の丸を背負ってプレーする可能性があるプレイヤーだ。しかし、その為には慢心することなく、個人的なクォリティーを上げていく必要がある。それは技術的なことやフィジカル的なことだけでなく、精神的にも向上していかなければならない。それは今回のような遠征のように異国の地で養うことも必要だ。今我々は成長過程にいる。しかし、まだ満足できるレベルには到達していないことも自覚しなければならない。今回の遠征でここにいる選手達は多くのことを体験・経験し、自分の限界に挑戦した。多くの練習量をこなしたことは相応の忍耐と何らかの犠牲を払ったはずだが、それは必ず自分に返ってくる。これからも自分の戦いに集中するよう心掛けて欲しい。
ミラノヴィッチ教授
私はこの1ヶ月間、皆さんと一緒に時間を共有することが出来たことを誇りに思います。皆さんの練習に取り組む姿勢や真剣な志し、今日までやってきた豊富な練習量を集中してできるチームは私の知る限りそんなに多くはありません。これからも今回の遠征でやってきたことを続けていけば、明るい未来が待っていると確信します。なぜなら、あなた達は今スタートラインに立ったばかりであり、これからも色々な形で伸びる可能性があるからです。明日、明後日とザグレブ大学でフィジカルテストを行いますので、その時またお会いしますが、来年また皆さんと一緒に大きな目標に向って歩いていけることを楽しみにしています。有難うございました。(そして最後に日本語で「スバラシイ!」と一言あって、締めくくりました。)

今日のトピックス
Happy Birthday! 伊藤選手 25歳です。
 

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