2006男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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男子日本代表 活動レポート
2006年6月12日(月) @スロベニア、ログラ 前に戻る 次に進む
(第9日目)
今日の活動レポート

練習(午前)
今朝の気温(12℃)をTVで知って、ピンと来た。天気予報は晴れ時々曇りで最高気温は15℃。ログラ名物の「クロスカントリー」があるのではないかと。8時半の朝食時、ジェリコHCから「午前の練習は屋外で行うので、バスケットボールシューズは必要ない」と話しがあり、選手達の表情が曇る。

10時にサッカーグランドに集合した選手達はミラノヴィッチ教授の指示でウォーミングアップを開始。10分間体を温めた後は20分間のランニング。サッカーグランドを何周しただろうか。次に2人一組でメディシンボールを使い20分間のドリル。それが終わるといよいよ牛たちが待つスキーゲレンデへ。

アシスタントコーチが折り返し地点に配置され、「心臓破り」がスタート。ウインドプレイカーを脱いだ選手達は最初は50%のスピードから徐々にあげていき、5分を過ぎたあたりから100%で走る。アップダウンのある高原で選手達は30分間走り続け、「クロスカントリー」は終了した。その後、サッカーグランドに戻り2人一組で足腰を鍛えるドリルを行い、最後に5分間のジョギングで仕上げ午前の練習は終了した。

練習(午後)
午後の練習はワールドカップの話から始まった。「決められた時間内でのボールゲームは一瞬の隙を相手に見せた時、ゲームが決まってしまうことがある。今日の日本の敗戦は非常に残念だが、世界レベルの大会では一つのターンノーバーが勝敗を決めることもあるので、練習時から集中力を持続することを心掛けるように」と。

気合の入ったところで、まずは2人一組でオールコートを使いレイアップのドリル。その後、ボールを使ってストレッチング、パスドリル、シューティングとダッシュ系のドリルを行い、ウォーミングアップは終了。次にスクリイメージをハーフコートで行い、しばらくしてからオールコートで行う。

約1時間続いたスクリイメージの後はウォーターブレイクをはさみ、ステップドリルと腹筋のドリルを行い、最後にクールダウンのストレッチングで体を整え、9時過ぎに午後の練習は終了した。

ワールドカップ
今日行われたワールドカップの日本対オーストラリアをチーム全員で観戦した。キックオフから応援モードに入り、中村俊輔のラッキーゴールやゴールキーパー川口のスーパーセーブでは大歓声が沸き起こり、日本のゴールが危ない時や日本がシュートチャンスをものに出来なかった時は評論家になったり、特に最後の10分はため息の連続だった。3点目が入った時はもう皆諦めムードになり、間もなく終了のホイッスルを聞いた。

ルーカ氏(ミラノヴィッチ教授の長男)
今年もミラノヴィッチ教授の長男であるルーカ氏が代表チームのサポートをしてくれている。フィジカルテストの時やここログラでも3日前から合流し、ミラノヴィッチ教授のアシスタントとして練習に参加している。今年の代表チームの印象を聞いてみると「コミュニケーションが良くとれており、チームとしてのケミストリーを感じる。やはりベテランの折茂、古田、節政が若いメンバーをよくまとめていると思うし、練習での集中力は素晴らしい。」とコメント。

ルーカ氏は男子バスケットボールクロアチア代表やクロアチアトップリーグで今年4位になったバスケットボールチームのコンディショニングトレーナーとして働いている。そして、今年から格闘技で有名なミルコ・クロコップのコンディショニングコーチも担っている。もしかしたら、近々ミルコと一緒に日本に来るかもしれない・・・。

今日のスケジュール
08:30〜 朝食
10:00〜 12:00 練習
13:30〜 昼食
15:00〜 17:00 ワールドカップ観戦(日本対オーストラリア)
19:00〜 21:00 練習
21:30〜 夕食
23:00〜 就寝

今日のコメント
大西選手
初めてのヨーロッパ遠征では戸惑いも多く、目の前のことに集中していくのが精一杯の毎日を送っています。練習は毎回とてもきついですが、自分がレベルアップするためには通らなければならない道だと思って頑張っています。ここに来ている先輩達からは学べるものが多く、普段からのコミュニケーションを大切にしています。この遠征では日の丸の重みを感じながら、技術面だけではなく精神面も強くして帰国したいと思っています。
佐藤選手
4月から代表活動に参加して以来、毎日がチャレンジの連続です。それはこのヨーロッパ遠征でも同じできつい練習ですが、皆に付いていくという強い気持ちで頑張っています。この遠征では体力作りをしっかりやって、体重もベストコンディションまで減らし、この遠征を乗り切ろうと思っています。とにかく、本気で毎回の練習に取り組み、自分と戦っていきます。

今日のトピックス
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