1999年にアジア選手権に初出場してから、準優勝3回、ベスト4入り2回と常に4強を維持しているレバノン。近年の西アジア台頭の先駆者といえるだろう。昨夏の第25回FIBA アジア選手権は準決勝の中国、3位決定戦のヨルダンに逆転負けを喫して4 位に甘んじたが、今夏開催されるFIBA 世界選手権にはワイルドカードで選出され、3大会連続での出場を決めている。
長年レバノン代表の中心として活躍するファディ・エル・ファティブ。フィジカルの強さを活かし、コンタクトプレイから得点をねじ込んでくる。他にも208cmコンビのジャクソン・フローマン、マシュー・ウェインが攻守の要。国際経験豊かな選手が多いことが特徴といえよう。
レバノンを率いるのは4月に新たにヘッドコーチに就任したタブ・ボールドウィン。ボールドウィン氏はこれまで男子ニュージーランド代表を率い、2002年FIBA 世界選手権(インディアナポリス)4位に導いた。
さらに、2006年FIBA 世界選手権(日本/広島)のグループゲームラウンドで日本と同グループであり、決勝トーナメント進出をかけた日本との大一番、日本の18点リードをひっくり返し、大逆転勝利を収めた手腕を持つ。日本にとっては悪夢の一戦を率いた同氏が、今度はレバノンを率いて日本にやってくる。
No. | 氏名 | P | 身長 | 体重 | 生年月日(年齢) | 出身地/国籍 |
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ジャーン・アブデルヌール ABD EL NOUR Jean |
- | 196cm | 95kg | 1983.11.29(26) | レバノン | |
ジャクソン・ブローマン VROMAN Jackson |
- | 208cm | 105kg | 1981.6.6(29) | レバノン | |
アリ・マハムード MAHMOUD Ali |
- | 185cm | 80kg | 1983.05.26(27) | レバノン | |
ロニー・ファヘド FAHED Rony |
- | 187cm | 80kg | 1981.06.11(29) | レバノン | |
エリエ・エステファン ESTEPHAN Elie |
- | 204cm | 100kg | 1986.07.20(24) | レバノン | |
エリアス・ロスタム RUSTOM Elias |
- | 197cm | 90kg | 1987.02.05(25) | レバノン | |
ロイ・サマハ SAMAHA Roy |
- | 205cm | 110kg | 1984.12.09(26) | レバノン | |
ロドリゲス・アクル AKL Rodrigue |
- | 190cm | 88kg | 1988.09.30(21) | レバノン | |
アリ・ファクレディーネ FAKHREDDINE Ali |
- | 204cm | 100kg | 1983.03.04(27) | レバノン | |
ガレブ・レダ REDA Ghaleb |
- | 190cm | 90kg | 1981.10.07(28) | レバノン | |
ウィリアム・ファリス PHARIS William |
- | 208cm | 110kg | 1981.04.21(29) | レバノン | |
アリ・カナーン KANAAN Ali |
- | 206cm | 102kg | 1985.01.12(25) | レバノン | |
アハマド・イブラヒム IBRAHIM Ahmad |
- | 201cm | 96kg | 1992.02.18(18) | レバノン |
氏名 | 出身地/国籍 | |
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マネージャー Team Manager |
ジョージス・ケルジ KELZI Georges |
レバノン |
ヘッドコーチ Head Coach |
トーマス・ボールドウィン BALDWIN Thomas |
アメリカ |
アシスタントコーチ Assistant Coach |
ニコラオス・ディミトリオウ BALDWIN Thomas |
ギリシャ |
理学療法士 Physiothrapist |
カリル・ナッサール NASSAR Khalil |
レバノン |
輸送 Logistics |
アリ・マッキ MAKKI Ali |
レバノン |