2006女子バスケットボール日本代表 スペイン遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2006年6月27日(火) @スペイン、サンチアゴ・デ・コンポステラ 前に戻る 次に進む
(第9日目)
今日の活動レポート

練習(午前)
午前中は体育館が使えなかったため、体育館のコートの脇を使ってストレッチとランニングを45分間したあと、体育館に併設しているトレーニングジムを利用してウエイトトレーニングを45分間行った。「女子選手の場合はウエイトトレーニングをやらなければすぐに筋力が落ちてしまう。今日はトレーニングジムを使えたためウエイトトレーニングを行った。何も体育館を使うだけがバスケットではないので、こうした海外遠征では体を作るためのメニューや場所を工夫していきたい」と内海HC。

練習(午後)
17時から18時30分まで1時間半、体育館で練習を行った。5対0から始まり、4対4、15点先取のゲーム、5対5と、これまでのゲームで出た課題を修正しながら行われた。最後にシューティングを10分間行い、今日の練習は締めくくられた。

キリスト教三大聖地の世界遺産を見学
現在滞在しているサンチアゴ・デ・コンポステラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教三大聖地。19世紀初頭、キリスト12使徒の一人である聖ヤコブ(スペイン名サンチアゴ)の墓が発見されて以来、キリスト教の聖地として多くの巡礼者を受け入れてきた街だ。フランスとスペインの国境にあるピレネー山脈を越えると、西に続く「巡礼の道」がスタート。そこからキリスト教信者が一途に目指したのが、このサンチアゴ・デ・コンポステラなのだ。ヤコブの遺体が安置されているカテドラル(教会)がある旧市街地は世界遺産に登録されている。男子代表ジェリコHCの提案で、男女日本代表チームは午前と午後の練習の合間に、この素晴らしい世界遺産の街並みを見学しに出掛けた。

世界遺産の旧市街は中世の面影を色濃く残す街並みや荘厳な雰囲気の教会が並び、選手たちは皆、感動の面持ちでカメラを向けていた。ここサンチアゴは「雨」「祈り」「学問」の街と言われているが、滞在した2日間は日本代表を歓迎してくれたかのような青い空。以前、スペインのクラブチームを指導していた時に、ここから約100km離れた街に住んでいたことがあるジェリコHCいわく「こんなに天気がいい日が続くのは珍しい」と語るほど。そんな晴れた空の下、「願い事が叶う」と言われるカテドラルを選手全員が巡礼。どうか、日本代表選手の願いが叶いますように…。

今日のスケジュール
8:00〜 体操、ランニング
8:30〜 朝食
10:15〜 ホテル出発
10:30〜 12:00 練習
13:00〜 14:30 サンチアゴ旧市街・世界遺産見学
15:00〜 昼食
16:30〜 ホテル出発
17:00〜 18:30 練習
20:00〜 夕食
21:00〜 アフターケア
22:00〜 就寝

今日のコメント
森本由樹
いろいろなチームの実力がある人がそろった日本代表では毎日が戦い。マッチアップしていても選手間で競争している感じがします。日本代表では自分のチーム(シャンソン)とシステムが違うので戸惑うことばかり。システムの違いに対応できていないので、もどかしさを感じることもあります。でも、すぐに対応できないのが今の自分の実力だと認めて、早く自分の良さを出せるように練習から集中してやっていきたいと思います。このスペイン遠征に選ばれたチャンスを生かし、試合に出たら自分はジャンプシュートと3Pシュートでアピールしたいです。
稲本聡子
代表(選抜)チームでの海外遠征は昨年のWJBL選抜に続いて2回目ですが、今回は日本代表とU-22代表の合同遠征なので、さらにレベルが高く、毎日が必死です。この遠征は日本代表のセレクションも兼ねているので「自分にやれることをやろう」と決心して、ここスペインに来ました。スペインに来る前は膝を痛めていたこともあり不安があったのですが、「何事も勉強、経験」だと思いながら毎日の練習をしています。出た試合ではシュートは思い切り良く打てたけれど、PGとしては形にこだわりすぎているのか、ディフェンスをよく見ていないでパスをしてミスを繰り返しています。あと3試合、試合に出る時間は限られてしまうけれど、その中でも自分が得られるものを見つけていきたいと思います。

今日のトピックス
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