ビルバオへ移動 パレンシアからバスで約3時間かけて北上したビルバオへ移動。この一帯はヨーロッパでも屈指の重工業地帯。人口37万人を有するスペイン第6の都市であり、経済都市としても発展を続ける街だ。ホテルの近くには現代美術を展示していることで有名な「グッゲンハイム美術館」がある。とはいっても観光をする時間などはなく、移動、練習、試合の繰り返しなのだが…。都市間のバス移動と、ホテルから体育館までの数10分のバス移動で、初夏のスペインの街並みを眺めることが、唯一の観光時間だ。 練習(午後) 移動があったため、夕方に約1時間の軽い練習を行った。ドリブルシュートやボールを2個使ったスリーメンからのシュート、ファイブメンなど、オールコートを展開しながらの走る練習を中心に行った。こういった遠征では限られた時間しか体育館が使えないため、どうしても練習量が少なくなる。伊藤トレーナーから「コンディションを作るには各自が調整することが大事」との指示があった。朝の体操やランニング、部屋でできるストレッチや腹筋、ホテルの階段を使ったトレーニングなど、各自が工夫しながら調整していくのも海外遠征での課題となる。 世界選手権に出場する男子日本代表にエール 今回のスペイン遠征は、8月の世界選手権に出場する男子代表と同じ対戦相手(女子チーム)と試合を行い、男子がイタリアに渡る6月28日まで行程を共にする。また、男子日本代表を取材しているスカイパーフェクTV!が現地に来ており、内海HCと大神選手が同局の番組「世界バスケへの道」の取材を受けた。内海HCは「日本で行われる素晴らしい大会。日本代表の誇りを胸に、ぜひ頑張ってほしい」と男子代表にエール。近日中に放映予定とのことで、詳しい内容は放映をお楽しみに…
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