第29回ウィリアム・ジョーンズカップ第8戦。日本はレバノン代表と対戦。レバノンはインサイドを起点にしながら外角から確実にシュートを決めてくる。マンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスをミックスしながら速い展開を試みる日本。日本は攻撃のリズムがかみ合っているときこそディフェンスも頑張れるが、アウトナンバーミスが連続して起きるなど、やや丁寧さに欠ける。終盤は日本はシュートシュートの感覚が良くなり、チャンスが訪れるものの、終始、レバノンに高さの利を活かしたプレイ見せつけられ74-82で敗戦。日本は通算成績1勝7敗となった。
第1ピリオド、両チームともマンツーマンディフェンスでスタート。日本はレバノンの身長211cm#11VOGELのリバウンドショットを警戒しチェックしようとするも、圧倒的な高さでゴール下を支配され苦しい展開となる。日本の攻撃はノーマークシュートが入らず、得点が伸びないまま11-18で第1ピリオドを終了。
第2ピリオド、身長2mプレイヤーを3人起用して強引に1on1を仕掛け、ファールを誘うレバノン。依然としてシュートが決まらない日本は苦しい展開となる。日本はゾーンディフェンスに切り替えインサイドを止めると、逆をつかれて3Pシュートを決められ一方的となり、24-39の15点のビハインドで第2ピリオドを終了。
第3ピリオド、両チームともマンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンスと交代しながらの攻防となる。日本はディフェンスリバウンド、ルーズボールからの速攻を仕掛けるがアウトナンバーミスが目立って得点が伸びない。一方、レバノンは内、外角のシュートを確実に決める。日本は終了間際に日本の#7石崎、#13寒竹、#12岡田が3連続3Pシュートを決めて凌ぐも、点差は20点に広がり43-63で第3ピリオドを終了。
第4ピリオド、外角のシュートが決まり始めた日本は、ゾーンプレスディフェンスでスティールから先攻する。レバノンもオールラウンダーの#15EKHATIBのドライブイン、3Pシュートが決まって一進一退となる。残り2分をきり、日本の#8菊地がドライブで勝負に出ると、レバノンのファールを誘い、3連続ポイントを上げ、1ケタまで詰め寄るも万事休す。日本は74-82で敗れ、今大会通算成績を1勝7敗とした。
日本は次戦、現地時間7月10日11:00からヨルダンとの今大会最終戦を行う。
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