第29回ウィリアム・ジョーンズカップ最終戦。日本はヨルダン代表と対戦。最終戦を待たずして優勝が決まっているヨルダンに対して、日本は積極的にアタックし、延長戦にもつれ込むも102-101で勝利。日本は最終戦を飾り、今大会を第10位終えた。
第1ピリオド、日本のゾーンディフェンスに対して、ハイポストを中継しながらスリーポイントを確実に決めるヨルダン。一方日本は、ファイブアウトからドライブ、3Pシュートを狙うが決まらい。日本は終了間際に何とか連続得点し、17-21で第1ピリオドを終了。
第2ピリオド、マンツーマンディフェンスに切り替えてインサイドを止め、ヨルダンのシュートミスを速攻に結びつける日本。3Pシュートも決まり、同点となった所でヨルダンがタイムアウト。日本は再びゾーンディフェンスにチェンジし好機をうかがうが、逆に日本のターンオーバーをきっかけに、ヨルダンに3本の3Pシュートを決められ、33-50で前半終了。
第3ピリオド、日本のファールを利用して攻撃してくるヨルダンに対し、日本は#10酒井がステップインシュートと3Pシュートを連続して沈め互角の展開に。その後、日本がゾーンプレスディフェンスでボールを取るが、決定力に欠け、46-66と20点ビハインドで第3ピリオド終了。
第4ピリオド、日本はゾーンプレスディフェンスで激しくアタックし、攻撃は思い切りの良いシュートが連続して決まり、一気に10点差まで詰める。その後6点差まで迫ったところでヨルダンがたまらずタイムアウトを取るが、日本は#12岡田の3連続シュートを沈め、とうとう同点に追いつく。残り11秒、2点ビハインドの状況で日本がタイムアウト。最後の攻撃で得たフリースローを#12岡田が落ち着いて決め、85-85で延長戦に突入。
延長に入っても日本の勢いが止まらず、カッティングから合わせのプレイが機能し、3Pシュートが効果的に決まる。しかし、ヨルダンのタイムアウト後、ゾーンディフェンスを仕掛けられ、日本の足が止まり残り52秒で再び同点となるが、残り7秒1点ビハインドから速攻のこぼれ玉を#6大屋が沈め、102-101の1点差で逆転勝利をものにした。
この試合で日本の今大会の全試合が終了し日本は第10位(通算2勝7敗)となった。
優勝ヨルダン(7勝2敗)、準優勝レバノン(6勝3敗)、第3位フィリピン(5勝4敗)、第4位イラン(5勝4敗)第5位韓国(5勝4敗)、第6位アメリカ(5勝4敗)、第7位チャイニーズ・タイペイ(5勝4敗)、第8位カタール(3勝6敗)、第9位カザフスタン(2勝7敗)、第10位日本(2勝7敗)
※勝敗数が同じチームの順位は当該チーム同士の勝敗、および当概間の対戦のゴール
アヴェレージ(総得点/総失点)で決定
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