男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2003 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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第22日目 活動レポート

  2003年6月21日(土) @ボスニア・ヘルツェゴビナ(シロキ・ブリイェグ) 前に戻る 次へ進む

今日の活動レポート
 
8時に起床、8時30分から9時まで朝食。
 
昨夜の敗戦からかチームの雰囲気も重い。10時に練習場となるアリーナへと出発。10時15分から菊地トレーナーのもと30分間のウォーミングアップ。そのあと昨日のスターター(節政、網野、高橋、古田、青野)と渡邉の6人はウェートトレーニングとシュート練習へ。残りの選手達は1on1や4on4などの練習をこなし、最後はストレッチで終了。
 
その後、体育館からホテルへと戻り、シロキ・ブリイェグで最も有名な肉料理レストラン「ボラク」で昼食をとる。そして午後の練習まで休憩。
 
17時45分に再び体育館へと出発。18時10分から練習を始める。菊地トレーナーによる30分のウォーミングアップののち、5on5。最後は二グループに分かれて、シュート練習と4on4を行って終了。
 
ホテルに戻ったのち夕食。そして23時には就寝。
 
明日の予定は、当初予定されていたアルカル・シン戦がキャンセルとなった代りに2003-04シーズンから一部リーグへと昇格することとなったポスシェと対戦する。
 
今日のスケジュール
08:00 起床
08:30〜09:00 朝食
10:00 移動
10:10〜12:15 トレーニング
13:15〜14:00 昼食
14:00〜17:45 休憩
17:45 移動
18:10〜20:15 トレーニング
20:20 移動
21:00〜21:45 夕食
23:00 就寝
 
今日のコメント
貝塚宗義マネージャー
「選手には肉体的な疲れが出ていて、自分達が思っているように動けていません。この疲れが取れればプレーも良くなるでしょうが、あとはこちらの若い選手達に見られるハングリーさが加われば本物の新生ジャパンが誕生すると信じています。」
 
今日のトピックス

昨日対戦したシロキ・ブリイェグは1974年創立と歴史は浅いながらも、地元の熱い支持を受けた強豪チームとして名を高めている。
「ムラドスト」("若さ"の意)という名前でスタートした同バスケットボールクラブは地域リーグでステップアップ。1994年のヘルツェグボスナ・リーガ(クロアチア人リーグ)誕生と共に、地元の有力者や市民、市の財政援助を得てチームを改変。地元の名前を取って「KKシロキ・ブリイェグ」と名乗った。
2001-2002シーズンから始まった連邦統一リーグでは2シーズン連続して優勝。1992年バルセロナ五輪クロアチア代表(銀メダル)のメンバーであるシャルリャ(C)、現クロアチア代表のザダルヴェッツ(SF)、現ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のピニュフ(G)らを要し、今年はカップ戦も含めたダブルクラウン(2冠)を達成した。
完成して3年という収容5000人のアリーナは、約2万5000人の人口の街ながらも満員になることが多いという。今回の日本代表の滞在中はKKシロキ・ブリイェグが無償でこのアリーナを練習場として提供してくれている。

 
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