練習(午前の部) まず初めに昨夜のゲームについて総評を行い、その後ボックススコアを見ながら、各自のパフォーマンスについて話しがあった。ヘッドコーチが強調したのことは「今は勝つことよりも、練習でやっていることが出来るかどうかを見ている。そして、これからも試合が続くが、ここにいる全員にチャンスは与える」だった。その後、ミラノヴィッチ教授によるウォーミングアップが始まった。まずは快晴に恵まれた青空の下で30分間のランニング。(本日の最高気温32℃) 次に体育館に戻り、マットの上で行うストレッチングやアンバランスボードの上に乗ってパスのドリルをしたり、オールコートを使ってドリブルワークを行った。その後、学生6名は教授とストレッチングを行い、JBL所属のメンバーは加賀谷・東野両ACも交えて二人一組でシューティングを行い、午前11時50分に練習は終了した。 練習(午後の部) ミラノヴィッチ教授のウォーミングアップでスタート。今回も各自ボールを使ってストレッチングしたり、ドリブルを引用したドリルなどを30分間行った。次に明日の練習ゲームに備えて、スクリメージ(ホワイト:柏倉、渡邉、桜井、竹内(譲)、伊藤、ブルー:五十嵐、仲村、網野、竹内(公)、伊藤)をフルコートで午後7時35分までの約1時間行なった。その中で加賀谷ACは「2‐3」のゾーンオフェンスを、東野ACは「1‐2‐2」のゾーンオフェンスをブルーチームに指示して、ゾーン対策を行った。 その後、ミラノヴィッチ教授にバトンタッチされ、体育館全面を使い、シチュエーションドリルを行った。(6月7日の「練習(午後の部)参照」)前回実施した6種目に加え、リバウンドのドリルが加えられ、二人一組で各々30秒行い、最後はクールダウンのストレッチングで終了した。なお、明日の試合は先方の都合により午後4に開始すると報告があった。 帰国 今回の遠征に視察に来ていたU‐24日本代表の池内HC・山本ACは明日の早朝、帰国の途につく。3日間の短い滞在期間であったが、練習時は熱心にメモをとり、練習後や食事の時にはパブリセヴィッチHCやミラノヴィッチ教授と精力的に話しあいを行っていた。特にミラノヴィッチ教授とはバスケットボール選手に必要な筋力とその筋力のコンディショニングについて時間をかけて話しあっていた。 最後の練習終了後、池内U‐24日本代表HCは選手達へ「みんなの練習に取り組む姿勢は真剣で、強い意思を持って練習に望んでいると感じました。このまま続けていけば、日本代表チームのレベルは確実に上がり、日本のバスケットボール界全体のレベルが上がると思うので、一日一日を大切にして練習に頑張ってください。」と激励の言葉が送られた。なお、U‐24日本代表は来月下旬にタイペイで開催されるジョーンズカップに出場する。
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