2005男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2005年7月3日(日) @スロベニア、ログラ 前に戻る 次に進む
(第27日目)
今日の活動レポート

練習(午前の部)
今朝も雲ひとつ無い快晴となった。昨日ほど強くはない風、気温が13℃。10時に体育館に集合し、直ぐに屋外へ。今日はサッカーグランドに荷物を置いて、牛たちが待つ高原へ。とは言っても冬場は初心者用のゲレンデであり、二人用のリフトが見えている。ミラノビッチ教授が先導して平坦な場所へ。ウォーミングアップを10分間しっかり行ったあと、ミラノビッチ教授から両アシスタントコーチに折り返し地点の場所を指示され、ひた走る。こちらから見ると米粒大になったアシスタントコーチ達が両サイドの折り返し地点に。二列になっていよいよログラ名物「クロスカントリー」がスタート。屋外トレーニングの「心臓破り」はログラ合宿最終日に行われることになった。最初は50%のスピードから徐々にあげていき、5分を過ぎたあたりから100%で走る。気温13℃にも拘わらず、10分後には皆、大汗をかいていた。とにかく、選手達は30分間走りぬけ、10時45分に終了した。その後、体育館に移動し、準備が出来た所で軽いランニング。次にストレッチングを行うなどして、11時15分から9種類のミラノドリル。メディシンボール、バランスボード、跳び箱などを使って1セット目が終了。次にストレッチングを行い、2セット目に移る。11時45分、全員が一回りしてヨーロッパ遠征のミラノドリルが終了。最後にストレッチングでクールダウンして、12時に午前の練習は終了した。

練習(午後の部)
午後の練習は7時からスタート。ウォーミングアップは加賀谷ACが担当。軽いランニングのあと、オールコート2面を使ってジョギングしながら、色々なストレッチングを混ぜ、体をほぐしていく。最後は恒例のチェイシングゲームをボールなしで行い、25分間のウォーミングアップは終了した。次にヘッドコーチからペアが決められ、1対1。細かい指示や指導をしながら、オールコートで15分間続いた。次にオールコートでスクリメージに移り、40分後に終了。最後はシューティングとフリースローを行い、午後の練習は9時に終了した。

ログラ最終日
ヨーロッパ遠征も大詰めを向え、今日が高地合宿最終日となった。計画されたプログラムは滞りなく終了し、明日下山する。明日は8時30分までにチェックアウトを済ませ、9時に出発。この遠征のスタート地点、ザグレブに移動する。バス移動の所要時間は3〜4時間。観光シーズンに入っているため、入国手続きが混み合う可能性もある。昼過ぎにザグレブに到着し、夜にはクロアチア代表U-20とのゲームが待っているが、帰国までのカウントダウンも始まった。

今日のスケジュール
08:30〜 朝食
10:00〜 12:00 練習
13:00〜 昼食
19:00〜 21:00 練習
21:30〜 夕食
23:00〜 就寝

今日のコメント
東野アシスタントコーチ
今年のヨーロッパ遠征では世界基準のチームと戦うための骨格が見えてきたと思っています。選手達は毎回の練習にやる気をみせ、ジェリコHCが求めるバスケットボールを表現できるようになってきました。ミラノビッチ教授のドリルもチームの基盤作りに非常に効果的でしたし、選手達の日々の成長は自分自身、アシスタントコーチとしての責任の重さが日に日に大きくなっていると感じています。今シーズンは世界のトップランクに位置するチームと対戦することが出来るので、準備段階にいる我々にとっては非常に貴重な経験になります。この遠征で築いたチームの基盤は毎日の積み重ねによって成り立っていますので、これからも現状に満足することなく継続していきます。そして、来年に繋がるチームマネージメントをサポートしていけるよう努力していきますので、これからも日本代表チームの応援、宜しくお願いします。あとは、一つの山を乗り越えた選手達の顔を一度、是非見に来てください。

今日のトピックス
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