2006男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2006年6月17日(土) @スロベニア、ログラ-->クロアチア、ザグレブ 前に戻る 次に進む
(第14日目)
今日の活動レポート

練習(午前)
今日の午前の練習が長く厳しかった12日間に及ぶログラでの最後の練習となる。ログラでの最後の練習は恒例の外のグラウンドでのトレーニングとなった。最終日の今日はログラに着いた当初の寒さとは変わり、気温約20度と気持ちのいい温かさである。ミラノビッチ教授の指示のもと、2人1組でのストレッチから始まる。よく体をほぐした後グラウンドを2周し体を温める。各自再度足りない所をストレッチ、ストレッチ後にハードなランニングメニューが始まる。

ダッシュとジョギングを交互に行うメニューを24分間行った。その後、体育館に移動しシューティング。ストレッチを行い長かった2週間のメニューを終えた。最後に選手一同から厳しくも温かく指導して頂いたミラノビッチ教授に感謝を込めてプレゼントを贈った。ミラノビッチ教授からは「ここでの練習が必ず世界選手権で役に立つでしょう。世界選手権での皆さんの活躍を願っています。」との力強い言葉を頂いた。選手からは是非、世界選手権に来て頂き、自分たちの戦う姿を見て頂きたいとの声があがった。

移動
12日間に及ぶ厳しいログラでの合宿は本日を持って終了。選手達はそれぞれ成長の跡を噛み締め、ログラの地を後にし、ザグレブへ移動した。

ジェリコ・パブリセヴィッチHCのコメント
4回めのヨーロッパ遠征ですが、今年の選手達は気力、集中力、そして何事にも全力で取り組もうとする姿勢を毎日感じることが出来ます。今年は4年計画の仕上げの段階に入りました。1年目は初めてのプログラムに戸惑う選手も多く体力的にも今年行っている練習をやるのは難しかったと思っています。

2年目は公式戦がなかったので、強度の高い練習を多く取り入れていました。私としてはこの年に日本代表チームのベースを作り上げたと思っています。3年目ですが、2年目とは相対的に国際試合の多いシーズンとなり、海外のチームと対戦する苦手意識を克服する為のプログラムを組みました。

そして、今年は6回の練習に対し1回休むというサイクルを組み、8月の世界選手権でコンディションがピークを迎える練習メニューをミラノヴィッチ教授と話し合い計画を立てました。今年はヨーロッパ遠征前の6回の合宿で非常に満足のいく練習が出来ましたし、フィジカルテストでも例年にない良い結果が出ていました。これは選手達の努力の賜物だと考えており、結果的にログラ合宿が強度の高い練習メニューを組むことが出来たわけです。

明日、スペインに入りヨーロッパ遠征の後半が始まるわけですが、ここからは実戦にてチーム力を試すことになります。今日現在の選手達のコンディションは最悪で疲れもピークにきており筋肉疲労は激しい状態ですから、ゲームの勝ちにこだわることはありません。むしろ、今年この代表チームに初参加の選手も複数いるので、この後半は各選手の実践力を試すこととチームのケミストリーをより高めることを狙いとしています。

もう一つは特にイタリアでのゲームは全て世界選手権の出場国であり、実力も我々より上のチームです。この世界でトップレベルのチームと戦う機会が本戦前にあるというのは我々が世界を肌で感じることが出来るのでメンタルな面でも準備が出来ます。もちろん、勝つ為にゲームは行いますが、負けても負け方を重視して世界選手権に繋げていくつもりです。

そして、帰国後はキリンカップにおいてプエルトリコ代表と戦うことが出来ますので、この機会も世界選手権の為の布石を打つことが出来ると思っています。全ては8月19日からの決戦のためにチームは一歩ずつ階段を登っており、このヨーロッパ遠征をより有意義なものにするため日々練習に励んでいます。

今日のスケジュール
8:00〜 朝食
9:30〜 11:00 練習
12:00〜 昼食
13:00〜 バス出発

今日のコメント
ジェリコ・パブリセヴィッチHC
※左側レポート欄参照

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