練習(午前) 外気温6℃。天気は晴れ時々曇り。朝食時にジェリコHCから午前の練習は野外練習の用意をして体育館に集合するよう指示があった。午前10時、集合した選手達はミラノヴィッチ教授に連れられてサッカーグランドに移動した。すぐにウォーミングアップのストレッチングが始まり、入念に体をほぐしていく。20分後、ミラノヴィッチ教授より10分間は全員で軽いランニング。最初の何周かはスタッフも一緒に行った。 その後の15分間は個人ペースで走るよう指示があった。高地でのランニングはいわゆる低酸素運動。心拍機能を高める為のトレーニングだ。選手達はウインドブレーカーを身にまとい、黙々とサッカーグランドを走る。25分後、選手達はすぐに体育館に戻ったがどの選手も額には大粒の汗をかいていた。 体育館ではウェイトルームで10箇所のトレーニングを行い、最後にシューティングとマットを使ったストレッチングで締め括り、2時間の練習は終了した。 練習(午後) 午後の練習は7時からスタート。ウォーミングアップは全員ボールを持ってドリブルドリルから始まり、シューティングやディフェンスのステップドリルを織り交ぜて体を温めていく。最後に鬼ごっこをやって終了。次にオールコート使って3対3。約1時間続いたが選手達は皆久しぶりのゲーム形式に生き生きとしてプレーしていた。その後は2人一組でシューティングを行い、午後9時に終了した。 その後は2人一組でシューティングを行い、午後9時に終了。最後の円陣で「今日までかなり体に負荷のかかる練習をしてきたので、明日の午前中はオフにする」とジェリコHCより話があり、選手達の表情は和らいだ 日本のお米 今日の夕食には日本のお米が食卓に並んだ。日本を離れてまだ1週間も経っていないが疲れの溜まってきた選手達には活力の源になる。中村トレーナーの計らいでふりかけ、のり、そして梅干しなどもあり、選手達は一粒残らず平らげた。まだまだ厳しい練習は続くが、世界の舞台に立つ為に明日もコートで汗を流す。
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