全国的にも猛暑日だったこの日。豊田市駅から会場となるスカイホール豊田まで向かう間にも、太陽は容赦なくジリジリと肌を焦がす。そんな暑い最中、本番を迎えるべく会場設営は行われた。
レバノン代表を迎えて愛知県豊田市(7/24)、東京都墨田区(7/25)、福島県須賀川市(7/27)で開催される「(財)日本バスケットボール協会創立80 周年記念/スカイ・A開局20 周年記念 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2010」。
大会前日はスカイホール豊田にて、メディア公開練習と記者会見が行われた。
最初にコートに現れたのはレバノン代表。2mを越える選手が多くコート狭しと汗を流す中、眼光鋭く指示を送るトーマス・ボールドウィンヘッドコーチが印象に残った。
練習後、そのボールドウィンヘッドコーチとロニー・ファヘド選手が記者会見にて、今大会への抱負を語る。今夏行われる世界選手権に出場するレバノン代表は、この日本遠征を重要視しており、きっちりと勝って弾みをつけたいようだ。
日本代表は練習前にトーマス・ウィスマンヘッドコーチ、永山 誠選手、網野友雄選手が登壇し記者会見を行った。永山選手はジョーズンカップで逆転負けしたレバノン代表に対しこの3戦でのリベンジを誓い、網野選手は栃木での強化試合よりも成長した姿を見せられると力強く語った。両選手ともジョーンズカップでの手応えを感じており、チームの結束力も強くなっているとコメント。
ウィスマンヘッドコーチもまた、ジョーンズカップでの手応えとレバノン代表に第4ピリオドでゲームを支配された反省点を述べ、ゲームを通してチームを向上させたいと述べた後、日本代表の練習を公開。いつも通りに明るくハードな練習を披露し、一日目は終わった。