「(財)日本バスケットボール協会創立80 周年記念/スカイ・A開局20 周年記念 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2010」の次なる開催地は福島県須賀川市。須賀川駅に着くや否や今大会期間中はじめての雨に見舞われる。会場となる須賀川アリーナへの道中、突然土砂降りになったかと思ったら、次の瞬間は晴れていたり、これまでのクロスゲームのような天気の移り変わり。地元の方に聞くと、最近は局地的に雨が降ったりするらしく、空を見上げると黒い雲の隙間から青空が覗いていた。
須賀川大会前日、7/29にテレビ放送する福島テレビをはじめとしたメディアの方が集まり公開練習が行われた。
日本代表の公開練習は、メディアだけではなく、明日の本番をサポートしてくれる地元のミニバス〜高校生のボランティアスタッフにも練習を公開。日本最高峰の練習を目の当たりにし、そして大きな選手を見上げ、良い思い出になったことだろう。練習後には、選手全員とハイタッチし、選手たちはコートを後にした。
日本も出場するスタンコビッチカップの開催国でもあるレバノン。もちろんレバノン代表も出場し、そのメンバーで世界選手権へ臨むと言う。ゆえに今大会が最後のセレクションとなり、12人枠に残るべく選手たちは必死である。
レバノン代表の多くは自国プロリーグで活躍する選手たちだが、3選手ほどイランや中国などの海外プロリーグで活躍する選手もいる。また、代表選出に関しては「レバノン バスケットボール協会が20数名をリストアップし、トライアウトを行った」と言うボールドウィンヘッドコーチ。
また、ボールドウィンヘッドコーチとウィスマンヘッドコーチとは10年来の仲であることを明かし、「1日の間で試合中の40分間は敵だが、残りの23時間20分は良い友である」と語り、試合の無い時にはバスケのことなどいろいろな話をしている。
記者会見にはウィスマンヘッドコーチとともに、この須賀川を準ホームタウンとするリンク栃木の竹田選手、川村選手が登壇し、これまでの2試合の感想、そして明日の意気込みを語った。
残る1試合、どちらも将来の強化へ向け、勝ち越して終わりたい真剣試合。明日は須賀川アリーナにて19:00ティップオフ。