ミーティング 朝食の際に榊原キャプテンから「試合はもちろんのこと、日本代表として生活面からしっかりしていこう」と、再度気を引き締めるミーティングが行われた。ゲーム2で露呈した選手間のコミュニケーション不足を解消するためのものだ。また練習の最初には内海HCから「ゲーム2ではあまりにもミスが多かった。ミスを繰り返さないために一つ一つの練習から集中していこう」との注意があった。結成間もないチームゆえ、細かいコンビネーションプレイはまだ完全ではない。しかし、気を引き締めること、チームの気持ちを一つにすることは、意識一つで変わることができる。気合いを入れ直した選手たち。練習では一層大きな声を出して練習する姿があった。 練習(午前) 今日の練習は男子と同時刻開始。女子は試合会場のサブコートでの練習となった。練習時間が2時間取れるとあり、ウォーミングアップから念入りに行った。その後、1対1、ハーフコートの4対4、ハーフコートの5対5、ポストからのミートシュート、コンビネーションシュートをこなした。特に、ハーフコートの4対4や5対5ではゲーム2の反省から、声を出して連携を図ることや、高さある選手に対してのディフェンスの確認をしながらとなった。男子の練習が終わってからはメインコートに場所を移し、オールコートの3対2、4対3、5対4、5対5とノンストップで走り続けた選手たち。最後は2人1組でのシューティングで締めくくられた。スペインに来てから練習量が減っているため、選手たちは体育館を使えるギリギリの時間までダッシュをしたり、シューティングをしたり、各自が思い思いの自主練習をしてから体育館をあとにした。 ゲーム3 ゲーム3の対戦相手はアラゴン地方の選抜チーム。日本は出足から積極的に攻めてアラゴン選抜を圧倒。第3ビリオドからはU−22代表を中心とした若手選手でメンバーを構成するなど、全員出場で2勝目を飾った(詳しくはゲームレポート参照)。
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