コンディショニング 今日は、練習ではなくコンディションを整えるため、トレーニングルームのスタジオを使って、一人一人のメディカルチェックと悪いところの改善の仕方を行った。日本にいた時によりも、皆体の可動域が狭まってしまっていた。そこで、中田トレーナーより、普段簡単にできるコンディショニングを実践指導してくれて、選手たちも自分の体についてより理解を深めた。 試合 今日は、初めから粘りあるディフェンスを見せ、相手のミスをチャンスにつなぐ戦術で点を重ねた。3Pシュートはこれ以上にないほど良く決まり、確立も45%と約半分は入った計算となる。特に#6永石、#5松尾は、永石9本、松尾5本と3P兵器ともいえるほど確率よく決まった。その他にも、#13近藤、#14鈴木#、15石川も精一杯大きな相手に向かっていきリバウンドをとった。試合は惜しくも2点差で負けてしまったが、今日の試合は日本がこれから海外のチームと互角に戦って行くために必要な戦術を皆が体で感じ取った貴重な試合であったといえる。日本が世界で羽ばたく為に、今日のような試合を重ね、一歩二歩と成長していかなければならない。 台風襲来 台風は午前中、強風と大雨で体育館は停電し、午後からの大会が開催されるかどうかでどこのチームも不安を隠しきれずにホテル内で練習やミーティングを行っていた。ホテルの正面玄関もベニヤ板が張り詰められ、外には出られなくなっていた。チャイニーズ・タイペイのタイペイ周辺の会社は臨時休業となった。鉄道も一時ストップしたという。だが、午後までに停電が直るという見通しがつき、大会は予定通り実施されることとなった。午後にバスで体育館まで移動をしたチームは道路脇に立っている木が曲がったり、折れてしまったりしていることに驚いた。木たちが、大型台風の恐ろしさを物語っていた。
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