男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2003 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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第11日目 活動レポート

  2003年6月10日(火) @スロベニア(ログラ) 前に戻る 次へ進む

今日の活動レポート
 
いつも通り8時に起床、8時30分から9時まで朝食。
 
今日は終日、体育館でのトレーニングとなった。9時45分に集合し、ドラガン・ミラノヴィッチ氏の指導でランニングとストレッチ主体のウォーミングアップ。その後、2グループに分かれて、ウェートトレーニングとフィジカル主体のサーキットトレーニングを行った。30分後にグループを入れ替えた。残り25分間はシュート練習で午前の練習を終了。
 
昼食は13時から、そして午後の練習まで休憩。
 
18時から30分間、ミラノヴィッチ氏の指導でボールを使ったウォーミングアップをしたのち、1時間弱の戦術練習。最後の20分はグループに分かれてのシュート練習を行った。
 
フィジカル担当のミラノヴィッチ氏が「今日がキャンプの中で最も疲労が溜まっている状態の日」と事前に説明したように、練習終了あたりでは極限まで追い込まれ放心状態に近い選手も数人見られたが、ピークを越えた今後の活動では次第にコンデションが上がると予想される。
 
明日は、18時から今遠征での初戦となる地元スロベニアの二部チーム、バネックス・スロヴェンスケ・コニッツェと対戦する。
 
今日のスケジュール
08:00 起床
08:30〜09:00 朝食
09:45〜12:00 トレーニング
  (サーキットトレーニング)
  (ウェイトトレーニング)
13:00〜13:30 昼食
13:30〜18:00 休憩
18:00〜20:00 トレーニング
  (戦術練習ほか)
20:30〜21:00 夕食
23:00 就寝
 
今日のコメント
ドラガン・ミラノヴィッチ氏
「非常に真面目でポジティブに取り組んでいる。体力はアメリカ人や欧州人と見劣りはしない。しかし有酸素運動での能力数値がまだ低い。これでは最終局面で力が尽きてしまうので、それをまだ伸ばす必要がある」
 
今日のトピックス

ドラガン・ミラノヴィッチ氏
「ヨウイ・スタート!」「モットハヤク!」「オワリ」... 今回のフィジカルトレーニングを担当するドラガン・ミラノヴィッチ氏(ザグレブ大学運動力学部教授)からは覚えたての日本語が次々飛び出す。
同氏は約30年に渡ってこの分野を研究する第一人者で、サッカーW杯フランス大会で3位となったクロアチア代表をはじめ、バスケットボール、ハンドボール、水球などの代表チーム、そして各プロチームのフィジカルトレーニングを担当してきた経歴の持ち主。息子ルカ・ミラノヴィッチ氏も同じく運動力学の専門家である。
科学と経験の両面からのアプローチでフィジカル強化など多様なプログラムを作り出す。選手には厳しいトレーニングを課すが笑顔は常に絶やさない。

 
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