男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2003 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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第26日目 活動レポート

  2003年6月25日(水) @ボスニア・ヘルツェゴビナ(サラエボ) 前に戻る 次へ進む

今日の試合結果 (通算戦績 3勝4敗)
ボックススコアボックススコア ゲームレポートレポート

 
第7戦 ○日本代表 89-87 サラエボ選抜●
 
第8戦の予定 6月28日(土)19:00〜 vs アルカル・シン

 
 
今日の活動レポート
 
ボスニア・ヘルツェゴビナでの3戦目の相手はサラエボ選抜。サラエボの強豪ボスナ・アサの選手や、海外でプレーするボスニア・ヘルツェゴビナ代表選手も含まれた選抜チームだ。
 
選手は午前中フリー。パブリセヴィッチ・ヘッドコーチをはじめスタッフはシロキ・ブリイェグ市役所を表敬訪問。今回の遠征で日本代表は同市から全面的なバックアップを受けており、市長から歓迎の挨拶とスポーツ振興で発展を遂げるシロキ・ブリイェグ市の説明を受けた。また戦後は日本から校舎建築や医療施設などへの援助を受けており、この場を借りて日本国民への御礼が述べられた。
 
11時45分からミーティング。パブリセヴィッチ・ヘッドコーチが前試合を振り返りながら今日のプレー方針と課題を説明した。発表されたスターターはPG節政・SG網野・SF高橋・PF古田・C青野。また伊藤と山田がエントリー外となった。
 
ミーティング後は昼食、そして13時にボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボに向けて出発。
 
15時45分に試合会場となるサラエボ市内の体育館スケンデリヤに到着。テーピングなどの支度をしたのち17時20分からシューティングとウォーミングアップ。18時に試合は始まった。【試合内容はゲームレポートにて報告】
 
試合後、夕食にはサラエボの旧市街バスチャルシヤで名物のチェバビをとり、その後バスで帰途についた。到着は日付も変わった0時15分だった。
 
今日のスケジュール
  起床・朝食はフリー
10:00〜11:15 市役所へ表敬訪問
11:45〜12:15 ミーティング
12:15〜12:45 昼食
13:00〜15:45 移動
17:20〜18:00 シューティング
  ウォーミングアップ
18:00〜20:00 試合 vs サラエボ選抜
20:30〜21:15 夕食
21:30〜24:15 移動
24:30 就寝
 
今日のコメント
パブリセヴィッチ・ヘッドコーチ
「試合には大変満足している。3人の代表選手を抱えたチームを相手にインテリジェ
ンスを持って戦い、最後には勝利という結果を導き出すことが出来た。これは選手達
にとって大きな経験となるだろう。全員がよくやってくれたが、とりわけ仲村はファンタスティックだった。」
 
仲村直人選手
「確率の良いシュートを放つことができ、最後の3Pシュートも狙い通りに決めることが出来ました。二試合連続して勝利を収められたことに収穫があります。」
 
今日のトピックス

ボスニア・ヘルツェゴビナでの滞在地シロキ・ブリイェグは人口2万5000人の小さな町ながら、民主化後、スポーツを軸にして町おこしに成功した土地の一つだ。
近代的なバスケットボール専用アリーナ、4面のサブグラウンドを併せ持つ収容1万5千人のサッカースタジアム、300人の生徒が学ぶテニスセンター、国際大会が行える射撃場などの施設が新しく整えられ、市内には計18のスポーツクラブがある。選手を育てて強化されたクラブは一部リーグの上位へと食い込み、アウェイチームが来ることでホテルが建設された。またクラブの知名度が上がることでスポンサーが集ってくるという好循環で、日本の地方自治体も模範に出来るモデル都市の一つだろう。またハード面のインフラ充実だけでなく、ビジター(来訪者)へのホスピタリティが強い土地柄であることからキャンプを張るにも最適な土地。市民はいつでも友好国・日本に門戸を開いてくれている。

 
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