練習(午前の部) 10時にロビーに集合し、一同サッカーグラウンドへ。昨夜、合流したミラノヴィッチ教授指導の下、まずはサッカーグラウンドの外周を軽いランニングで3周し、ストレッチングを1分間行い、体が温まったところでもう一度集合。この後に行うランニングについて「渡邉、柏倉、五十嵐、柏木、網野、西塔、桜井は1週90秒のペースで、そのほかの選手は90〜120秒のペースでサッカーグラウンドの外周を6週走る。」と説明があった。 2グループに分かれてスタート。はたから見ていても1週90秒はかなりのハイペース。気温10℃の中でも、終わる頃には皆汗が滴り落ちていた。その後、もも上げや、フットワークドリルを10分間行い、再び6週のランニング。約15分間で走り終えた選手たちは体育館へ移動。 まず、オールコートを使ってドリブルとロングパスを取り入れたドリルなどを20分間行った。次に、9種目によるドリルを2セット(1回目:90秒、2回目20秒)行った。種目別にメディシンボール(重いボール)を真上に高く上げる、メディシンボールをマットの上に叩きつけ、すぐにキャッチ、フリースローのサークルを使って4つのポイントを細かい足運びで回る、同じくフリースローのサークルをドリブルで回る、跳び箱を使ってジャンプ、メディシンボールを使って腹筋、背筋、平均台の上でディフェンスフットワーク、そしてシューティング、二人一組で45分間行われた。その後、ペアで各自50本(成功数)のシューティングと20本(成功数)のフリースローが課され、最後にストレッチングを行い2時間30分の練習は終了した。 練習(午後の部) ミラノヴィッチ教授のウォーミングアップでスタート。マットの上でストレッチングをした後、各自ボールを使ってドリブルを引用したドリルやオールコートの四隅から同時にハーフコートまで行き、コーナーまでロングパスするドリルなどを30分間行った。次にオールコートで2グループに分かれ、両ゴールのバックボードを使い、タップ。タップしたらコートサイドの中央に各々置いてあるハードルをジャンプして逆サイドへ。そこでまたタップするというドリル。両サイド同時にスタートし、ボールをフロアに落としてはいけない。このドリルは10分間続けられた。 次にオールコートの1on1を20分間。続いて2on2に。この2on2は最低2回はスクリーンを使うことが義務付けられ、25分間行われた。最後にシューティング200本(成功数)を行い、午後8時に終了した。 日本のお米 今日の夕食には中村トレーナーが用意した日本米が登場。日本を離れて約3週間、疲れもピークに達しており、このおもてなしは絶妙のタイミング。遠征の前半を過ごしたポレーチェではイタリアが近いこともあり、パンに加えてパスタやピザなどが主流。リゾットなどもあったが、我々の口にはあまり合わなかった。 久しぶりに食べる日本のお米に選手達は「まいう〜」を連発。ふりかけや梅干も用意され、選手達は明日への英気を与えられた。お皿には一粒のお米も残っていなかったことは言うまでもない。
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