バス移動 午前9時に全員チェックアウトを済ませ、ホテルの入り口付近で記念撮影を行い、午前9時20分にホテルプランニャを出発。2週間の高地合宿を行ったログラを後に、一路ザグレブへ。出発して1時間半後の11時、国境に到着。入国手続きは入国管理局の事務局員がバスに乗り込み、各自のパスポートを確認。入国承認印を押して終了。バスから降りる必要はなく、入国手続きは15分位で終わった。その後、バスは山間を走り抜け、市街地へ。午後12時30分、目的地であるザグレブのホテルに到着した。その後、昼食をとり、各自部屋へと戻っていった。 フリー 今日の午後は休息をはさみ、ザグレブ大学でフィジカルテストを受ける予定だったが、大学の都合により変更となった。その結果、半日フリーとなる。ヘッドコーチ曰く、「大学の都合上、フィジカルテストは明日、明後日の午前中に行うことになった。丁度いい機会であり、この1ヶ月間、皆よく頑張ったので今日の午後はフリーとする。各自、ザグレブを満喫して欲しい。」との事。実はこれまでもスケジュールには「フリー」と表現してきたが、殆どの選手は部屋で体を休めていた。それは、午後の練習で100%の力を出すためだと思っている。 ポレーチェにいる時は繁華街とはいかないまでも、それなりにお店がある地区まで歩いて10分位の所にあったので、選手達はフリータイムを利用して買出しに出掛けることもあった。しかし、行き帰りを入れても2時間はかからないような外出で、残り時間は皆、部屋にいて休んでいたと聞いている。しかし、ログラでは山奥に滞在しており周りは何もないので、出かける場所もない。フリータイムとは束縛や制限がないので、部屋でくつろいだり仮眠をとることも「フリータイム」に出来ることだが、本当の意味でのフリータイムはこの遠征で今日が初めてと言っていい。それだけ、選手達はバスケ漬けだった。 選手達の努力や懸命さは文章では充分にお伝え出来なかったと思うが、7月下旬に開催するキリンカップでの雄姿を見ていただければ、どれだけの汗をこのヨーロッパ遠征で流してきたお分かりいただけると思う。ちなみに今日のフリータイムは選手全員、各々ザグレブの街に消えていった。(ザグレブ市の中心街まで滞在しているホテルからタクシーで約10分=1200円〜1500円/片道) 山道 今日も通ってきた山道が実はかなりのワインディングロード。ホテルプランニャから下山する約30分間はとにかくカーブの連続。この山道が苦手な選手も中にはいたが、何を隠そう小生は毎回酔っていて、選手達の前では平静を装っていたがバスを降りるときはフラフラだった。ログラでは試合の為、このワインディングロードを3往復しており、今日で4回目のチャレンジであったが、こうしてタイプアップしている今も体は右左に揺れている・・・
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