女子子バスケットボール日本代表 オーストラリア遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2004 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
トップ
スケジュール
日本代表メンバー表
試合結果
男子日本代表 活動レポート
2004年6月28日(月) @クロアチア、ザグレブ 前に戻る 次に進む
(第33日目)
今日の活動レポート

バス移動
午前9時に全員チェックアウトを済ませ、ホテルの入り口付近で記念撮影を行い、午前9時20分にホテルプランニャを出発。2週間の高地合宿を行ったログラを後に、一路ザグレブへ。出発して1時間半後の11時、国境に到着。入国手続きは入国管理局の事務局員がバスに乗り込み、各自のパスポートを確認。入国承認印を押して終了。バスから降りる必要はなく、入国手続きは15分位で終わった。その後、バスは山間を走り抜け、市街地へ。午後12時30分、目的地であるザグレブのホテルに到着した。その後、昼食をとり、各自部屋へと戻っていった。

フリー
今日の午後は休息をはさみ、ザグレブ大学でフィジカルテストを受ける予定だったが、大学の都合により変更となった。その結果、半日フリーとなる。ヘッドコーチ曰く、「大学の都合上、フィジカルテストは明日、明後日の午前中に行うことになった。丁度いい機会であり、この1ヶ月間、皆よく頑張ったので今日の午後はフリーとする。各自、ザグレブを満喫して欲しい。」との事。実はこれまでもスケジュールには「フリー」と表現してきたが、殆どの選手は部屋で体を休めていた。それは、午後の練習で100%の力を出すためだと思っている。

ポレーチェにいる時は繁華街とはいかないまでも、それなりにお店がある地区まで歩いて10分位の所にあったので、選手達はフリータイムを利用して買出しに出掛けることもあった。しかし、行き帰りを入れても2時間はかからないような外出で、残り時間は皆、部屋にいて休んでいたと聞いている。しかし、ログラでは山奥に滞在しており周りは何もないので、出かける場所もない。フリータイムとは束縛や制限がないので、部屋でくつろいだり仮眠をとることも「フリータイム」に出来ることだが、本当の意味でのフリータイムはこの遠征で今日が初めてと言っていい。それだけ、選手達はバスケ漬けだった。

選手達の努力や懸命さは文章では充分にお伝え出来なかったと思うが、7月下旬に開催するキリンカップでの雄姿を見ていただければ、どれだけの汗をこのヨーロッパ遠征で流してきたお分かりいただけると思う。ちなみに今日のフリータイムは選手全員、各々ザグレブの街に消えていった。(ザグレブ市の中心街まで滞在しているホテルからタクシーで約10分=1200円〜1500円/片道)

山道
今日も通ってきた山道が実はかなりのワインディングロード。ホテルプランニャから下山する約30分間はとにかくカーブの連続。この山道が苦手な選手も中にはいたが、何を隠そう小生は毎回酔っていて、選手達の前では平静を装っていたがバスを降りるときはフラフラだった。ログラでは試合の為、このワインディングロードを3往復しており、今日で4回目のチャレンジであったが、こうしてタイプアップしている今も体は右左に揺れている・・・

今日のスケジュール
07:30〜 起床
08:00〜 朝食
09:20〜 バス移動(ザグレブへ)
12:30〜 ホテル到着
13:00〜 昼食
14:00〜 フリー
 
今日のコメント
古田キャプテン
[ヨーロッパ遠征を振り返って]今年の遠征は色んな意味で充実した内容になったと思います。去年は初めてのことが多く、戸惑いながらやっていた記憶があります。この遠征でチームはまとまり始めました。チームのコミュニケーションがよくなり、ヘッドコーチがよく口にしていたチームメイトの癖(長所・短所)を理解していきました。そして、試合を重ねる毎にケミストリーは強くなり、内容だけでなく結果もついてきたと思います。やはり、選手にとっては勝つことが自信につながりますし、今回自分達がやってきたことが、ゲーム内での集中力の使い方や諦めないという粘り強さがこのチームに出てきたと思います。スタートの5人もベンチメンバーも全員がゲームに集中していました。交代してもチーム力が落ちることなくプレー出来たし、それはチームの中に核となるものが生まれたからだと思います。選手一人ひとりが自分の役割を認識してプレー出来るというのは簡単なことではありません。5人でバスケットは出来ないし、チームの為に何が出来るかを常に心掛けていないとチーム力は発揮されません。それに加えて今年のチームはポジション争い(競争意識)がチームをいい方向に導いているのだと思います。チャンスを与えられた時の選手は皆、全力を尽くします。そういう積み重ねがチームを強くしていくと思うし、日本に帰ってからもヨーロッパと変わりなく、やり続けなければいけないと思っています。

今日のトピックス
N/A
 

  Copyright(c) 2002 Japan Basketball Association. All Rights Reserved.