練習(午前の部) ログラでの最終日の練習は、「野外トレーニング」でスタート。10時30分サッカーグランドに集合した。ミラノヴィッチ教授の掛け声でストレッチングを15分間行い、ストレッチングを開始。その後、20分間のランニングを行うと説明があった。内容は最初のランニングはジョギングペースでサッカーグランドの外周を3周走り、そのあとは教授の指示によってスピードを上げるという。3周走り終わった後、スピードを10%上げるように指示がある。1周後、さらに10%。その1周後に15%上げ、最終周は全力疾走で行い20分間のランニングドリルは終了。クールダウンのストレッチを行って11時15分に体育館へ。 まずは二人一組になって、ミラノドリルの始まりだ。ドリル内容は以下の通り、ワンバウンドパス--->両手で下から投げて、投げ終わったら腕立て伏せ--->後ろ向きで相手にノーバウンドで投げる--->ひとりがボールを強くもち、一人がそのボールを奪う--->ひとりがボールを強く持ち、一人が上か下からか叩き、ボールを奪う等。次にウエイトルームに移動し、いつもの8種目を3セット。 それを行っている間にコーチングスタッフがマット、メディシンボール、平均台、ハードル等をコート上に用意し、いつものミラノドリルを二人一組で各種目25秒を1巡目に、20秒を2巡目に行い、12時35分に終了。ここでミラノヴィッチ教授のこの遠征におけるプログラムが終了したとヘッドコーチより説明があり、お礼を申し上げた。ここでミラノヴィッチ教授から今年のチームについて話しがあった。(今日のコメント参照。)最後に、プールへ移動し、クールダウンを行い、13時に午前中の練習は終了した。 ミーティング 今日がログラでの最終日となり、明日以降は移動やフィジカルテストなどに時間を費やすため、今回の遠征についてヘッドコーチより総評が行われた。(今日のコメント参照)その後、木葉審判より「賢いプレーをするためのレフリング講座」が約40分行われた。その内容としては世界レベルでのレフリングの現状とその対策等を項目別に行った。トラベリング・ハンドチェッキング・スクリーン・ブロックショット・そして後方からのコンタクトである。その後、今年のルール改正(24秒ルール等)について説明があり、午後6時45分に終了した。 練習(午後の部) 6時55分、東野ACのウォーミングアップでスタート。軽いランニングを3周行い、次にストレッチングを10分間行った。その後、シューティングについてヘッドコーチより指示があり、全員300本(50本/ジャンプシュート&10本/フリースローを交互に行う)が課せられた。そして、8時30分に練習は終了した。 ザグレブへ 下山の時がやってきた。ここログラ(スロベニア)での強化合宿も最終日を向え、明朝この遠征のスタート地点、ザグレブ(クロアチア)にバスで移動する。標高1500mでの生活はバスケ漬けになるには最適。それはこれまで紹介してきたヨーロッパのトップチームが合宿の場所として選んでいることで証明される。分野は違ってもスポーツに共通するエッセンスがここログラにはあるのだ。 我々が滞在した期間の天候は殆ど曇り時々晴れ。気温は最低8〜12℃、最高12〜25℃。一昨日は霰(あられ)が一時間以上降り続き、大荒れだった。ところが今日は珍しく晴天。気温も25℃まで上がるほどにまでに。これが標高1500mの天候だ。明日の移動時間は3〜4時間。午後はザグレブ大学でフィジカルテストを行う。
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