フィジカルテスト(2日目) 今日も2グループに分かれ、昨日とは対極的なグループで心拍機能系と運動機能系のテストを行った。これで最後という想いもあるのだろう、テスト中も選手達はリラックスした様子で終始冗談を言い合いながら和やかな雰囲気で行われた。これでヨーロッパ遠征の全プログラムを終了し、あとは帰国の途につくことになる。 TV出演 昨日は触れなかったが、昨日のゲームには地元のTV局(NET)が取材に来ていた。もちろん、メインはクロアチア代表U−20のチーム取材だが、ジェリコHC率いる日本代表チームも話題の一つで試合終了後にインタビューされた。また、日本が勝ったこともあり、昨日大活躍した五十嵐選手のインタビューも合わせて行われた。この様子は今日の午後8時からスポーツニュースでオンエアされるのと週末の特番でも放送されるとのこと。これまであまり触れなかったが、この遠征で行ったゲーム会場や滞在のホテルでもジェリコHCの知名度はかなり高く、いつも誰かしら挨拶に来ては色々な話しをしていた。クロアチアバスケットボール界の重鎮は今なお健在であると感じた遠征だった。 フリータイム 今日の午後と明日の午前中はフリーとなった。選手達は各々、ザグレブの中心街(ホテルからタクシー5分位)へショッピングに行ったり、近くを散歩するなどしてリラックス。何かから解き放たれた子供のように選手達は安堵の表情を浮かべ、ザグレブの街へ消えていった。 ミーティング 明日の午後はチェックアウト後、この遠征最後のミーティング。このミーティングではヨーロッパ遠征の総括やキリンカップなどの国際大会に向けての精神的、身体的準備などの話しがヘッドコーチから行われる予定。また、ミレのビッチ教授からも今後のコンディショニングについて話しがあるという。そして、それが終わるとザグレブの「安西先生」ともお別れしなければならない・・・。 帰国 30日間に渡るヨーロッパ遠征が終わる。午後2時30分にホテルを出発し、午後4時にザグレブ国際空港へ到着予定。午後6時の便で一路、フランクフルト(ドイツ)へ。1時間半後、成田空港へ12時間の旅。7月8日(金)の夕方に日本代表チームは帰国する。その場でチームは一旦解散し、4日後、まずは7月下旬に開催されるキリンカップに向けて始動する。
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