練習(午前の部) 今日の午前の練習もベリ・ヨジェ体育館にて9時30分からスタート。ミラノビッチ教授の掛け声でランニングを始める。このランニングもただのランニングではなく、緩急をつけたミラノドリルであり、10分間続いたランニングは一汗かくには充分だった。次にストレッチングを行った後、オールコートを使ってシュート・ドリブル・パス・ディフェンスステップを織り交ぜたドリルを10分間行い、フリースローで息を整える。次にジャンプシュートドリルを行い、仕上げはスリーメン。最後にフリースローを行って午前のミラノドリルは終了した。その後、ホテルに戻りウェイトルームに直行。9種目を3セット、二人一組で行い12時に午前の練習は終了した。 練習(午後の部) 午後の練習もベリ・ヨジェ体育館。16時からミラノビッチ教授の指導でストレッチングを始める。次にマットを使って体をほぐし、その後コートを3往復してからドリブルドリルを10分間。最後にジャンプ力を高めるドリルを行ってウォーミングアップは終了。次にスクリメージに移ってフォーメーションのチェック。オフェンスの精度を上げるため、ヘッドコーチから一つ一つの動きに対して指示があり、そのやり取りは約1時間に及んだ。その時間帯、何度となくファーストブレイクが飛び出したが、網野選手は2回豪快なダンクを決めていた。最後にシューテイングとフリースローを行い、午後の練習は終了した。 クロアチアの水 食事の後、スタッフで話しをしている時、ヘッドコーチからクロアチアの水について話があった。実はクロアチアの水は飲み水として世界的に有名らしい。その理由は天候と地形、そして地層の構造が起因しており、雨水もきれいにろ過される。よく海外ではホテルの水は飲まない方がいいと聞くが、このクロアチアでは水道水でも全く問題なく、ミネラルウォーターと比較しても成分はそれほど変わらないそうだ。アラブ諸国などの中近東方面にも水を輸出しているほど、貴重な産業資源になっている。
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