フリータイム 遠征9日目にして、練習が休みになるのは昨年と比べると1週間ほど早いがヘッドコーチは選手達の状態を考え、効果のない練習をするより休ませた方がいいと判断したようだ。今日の午前中、選手達の半分位は部屋でゆっくりし、他の選手達は海にいったり近くまで買い物に行ったりして時間を過ごした様子。ヘッドコーチはホテル内のアウトドアプールで1時間ほどリラックスしたようだ。今日は昨日の天気がウソの様に晴れ渡り、気温もお昼過ぎには25℃を超えた。 練習(午後の部) 午後の練習は4時からスタート。ウォーミングアップは加賀谷ACが担当。軽いランニングを5周してからストレッチング。次にオールコートを使ってステップワークを中心に行い、最後にボールを使ったチェイシングゲームで仕上げ30分間のウォーミングアップを終了。その後、ハーフコートでのスクリメージをメンバーチェンジを繰り返しながら行い、70分後にようやくウォーターブレイク。今日は昨日よりも気温が高く、湿気も多いため発汗量が半端でない。ハーフコートでやっているが、選手達の汗によりコートが滑りやすくなるため、10分間隔でサイドを変える。滴る汗の量は昨日より多かったであろう。その後、オールコートで3対3を20分間行ったが午後5時50分、練習中に体育館の電気が急に消えた。幸いにもこちらの日没はサマータイムで午後8時30分前後であり、その停電した時間帯はまだ日が高く体育館内も明るい。練習を中断するほどのことではなく、予定通り午後6時に終了した。 停電 南国地方ではよくある現象なのであろうか・・・。ポレーチェから30km北東の沿岸部で嵐が発生し、その雨や風の影響でポレーチェ一帯が午後5時50分、停電になった。先ほども触れたが練習が終わる寸前に停電となったため、エレベーターも動かない。フロントに確認しても復旧の目処はたっていないと言う。たっぷり動いた後の選手達にとってはとんだトレーニングの追加だ。最初の方のレポートでもお伝えしたがホテルは全館満室であり、われわれ代表チーム一行の部屋もバラバラである。一番最悪なのは最上階に近い9階に滞在している選手達。これまで堪能していた高層階ゆえのオーシャンビューが憎らしく思えたであろう。その時、電話も不通になったためこのレポートも遅れることを覚悟していたが、結果的には1時間後には復旧し事無きを得た。
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