2006男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2006年7月2日(日) @イタリア、アンコナ 前に戻る
(第29日目)
今日の試合結果 ボックススコアへリンクボックススコア ゲームレポートへリンクレポート
第6戦目
●日本代表 63-82 フランス代表○

今日の活動レポート

練習(午前)
今日の午前の練習は10時30分にスタート。加賀谷ACの担当でボールを使ってウォーミングアップを行い、その後、2人一組でシューティングとフリースローを行って11時30分に終了した。

ゲーム7
ヨーロッパ遠征第7戦はフランス代表と対戦。出だし日本は内外角から効率よく攻め互角の戦いを見せるが、徐々にリズムが悪くなりリード許す。第2ピリオドに入り、日本は激しいディフェンスでフランスを抑え互角の展開となり、29-39で前半終了。

後半、日本は一時40-46と6点差まで詰め寄るが、フランスに流れを奪われると攻守のリズムを失い、点差が広がる。第4ピリオドに入り日本はディフェンスから流れを掴みドライブインや3Pシュートなどで応戦。しかし、第3ピリオドまでの点差が大きく、日本は63-82で敗戦。ヨーロッパ遠征を通算1勝6敗の成績で終えた。

ジェリコ・パブリセヴィッチHCのコメント
今日の試合に関して言えば、満足できる内容ではありませんでした。相手は世界のトップチームだということもあり、踏ん張りどころでミスが出ると、それを確実に得点に結びつけてきます。一時6点差にまで詰め寄ったのですが最終的には点差が開いてしまいました。例年のヨーロッパ遠征の最終日に起こる現象ですが、何人かの選手はすでに心が日本に帰っていて、集中力が足りませんでした。

ヨーロッパ遠征全体としては予定通りに進行することができて満足しています。ログラの合宿では強度の高いメニューを組んでヨーロッパのトップアスリートが行うメニューをいくつも取り入れて実行しました。4年間で1番きついプログラムを組むことができたのは、参加した選手の体力的な問題、精神状態がこれに耐えうると判断したことと、ミラノヴィッチ教授の経験とクォリティのあるデータ分析のおかげでもあります。そして選手達が各練習とも集中力高く、真剣取り組んだことを褒めたいと思います。

スペイン遠征では筋肉疲労などログラでの影響がピークの中、長い移動にも耐えて、試合をこなしました。そこでは結果よりもゲーム感覚を身に付けて貰うことを意識しました。

イタリア遠征では今の自分たちのレベルより書く上のチームと試合をすることができたので、3連戦ということも含めて世界選手権の準備となるゲームを経験することできました。

ヨーロッパ遠征は当初の計画通り、世界選手権で耐えうる体力づくりができたことと、スペイン、イタリアではゲーム感覚を取り戻すことができました。帰国後はグループラウンド突破のための対戦相手をシミュレーションして、戦略・戦術的な部分に取り組みチーム力向上のために、練習に取り組んでいきます。

帰国の途へ
30日間に渡るヨーロッパ遠征は終わりを告げ、日本代表チームは帰国する。いよいよ世界選手権へのカウントダウンが始まる・・・

今日のスケジュール
9:30〜 朝食
10:30〜 11:30 練習
12:15〜 13:00 ミーティング
16:40〜 ホテル発
17:30〜 ゲーム7
20:00〜 ゲーム観戦(イタリアvs中国)
22:00〜 夕食
24:00〜 終身

今日のコメント
ジェリコHC
※左側レポート欄参照
古田キャプテン
今回のヨーロッパ遠征は4年間で1番きついプログラムでした。しかし、自分たちはこれを乗り越えることができ、技術、肉体、精神とも一回り成長できたと思っています。また、大きなケガもなくチーム全員で帰国できることをうれしく思います。この1ヶ月間でやってきたことを各選手が自分の役割を意識して、練習していけば日本代表チームとしても形がしっかり築けると思います。帰国後もジェリコHCからは戦略・戦術的な部分を中心に練習すると聞いているので1回1回の練習を無駄にせず、がんばっていきます。

今日のトピックス
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