2006女子バスケットボール日本代表 スペイン遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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開催場所: Pabellon Municipal De Deportes "Marta Dominguez"
試合区分: No.1
開催期日: 2006(H18)年06月20日(火) 主審: Rodriguez
開始時間: 19:00 副審: Beneitez
終了時間: 20:30  


日本代表

( 1勝 )

87

 
23 -1st- 24
22 -2nd- 13
14 -3rd- 24
28 -4th- 24
 

85


レオン選抜

( 1敗 )

女子日本代表スペイン遠征第1戦、対戦するカスティーリャ・イ・レオン選抜はカスティーリャ・イ・レオン地方の選抜チーム。スペインのクラブチーム1部と2部の選手が半々のほか、フランスのクラブチームでプレイをする選手もいる。年齢は18歳から34歳までと幅広い。スピードはさほどないが、センター陣の身長は195cm、187cm、186cmと高さを擁するチームである。行ったり来たりの波を最後にたぐり寄せたのは日本だった。第4ピリオド残り6分には最大9点のビハインドを背負った日本だが、#10内海の3連続3Pシュートで同点に追いつくと、最後は#13大神のジャンプシュートがブザービターで決まり、87−85で逆転勝利を収めた。
 
  第1ピリオド。#6石川、#7渡辺、#8榊原、#13大神、#14山田でスタート。レオン選抜のセンター#11Martaのドライブインに対し、日本は#8榊原の連続3Pシュートで応戦。一進一退の流れになったところで、日本は積極的に#10内海、#12吉田ら若手を投入。#12吉田のパスからいい流れを作り、第1ピリオドは23−24の互角の展開で第2ピリオドへ。
 
  好調だった第1ピリオド終了時のメンバーのまま第2ピリオドに突入した日本。しかし、シュートの当たりが来ないうちに逆に流れをレオン選抜に持って行かれる。残り5分半には27−31と4点ビハインド。日本はタイムアウトを請求。ディフェンスを立て直しを図った日本はランニングプレイから同点に追いつくと、#7渡辺のオフェンスリバウンド、#13大神の1on1、#13大神から#5諏訪の見事な速攻でたたみかけるように得点を奪い、45−37の8点のリードで後半に折り返す。
 
  第3ピリオドに入っても日本は積極的に若手にチャンスを与える。#9池住、#10中川、#11畑、#12吉田らがコートに送り出されるが、ここで脚が止まる。この隙をレオン選抜は見逃さず、前半のセンター中心の攻撃から一転、今度はガードの#9Toni、#13Chocheがドライブインで切り崩し、ジリジリと点差を詰めて逆転。会場は地元のレオン選抜への声援一色に染まり、59-61で最終ピリオドへ。
 
  第4ピリオド。日本はメンバーをスタートに戻し、#8榊原の3Pシュートで追いつくも、開始1分で#14山田、#8榊原が痛恨のファウルアウト。波に乗り切れない。レオン選抜は会場の大声援を受け、ドライブイン、3Pシュートを次々に決め、残り6分で75−68と最大9点のリードを奪う。しかしこのピンチを救ったのが#10内海だった。#10内海は相手の体力が落ちたところで3連続3Pシュートにジャンプシュートを1本、計11点を奪取。残り3分30秒で日本は79−79の同点に追いつく。その後も点を取り合い、残り21秒で85−85、日本ボール。ここで#13大神が時間を使って1on1からのジャンプシュートで最後の勝負に出る。これがブザーとともにネットに吸い込まれ、87−85で逆転。日本が劇的勝利で今年度初白星を飾った。
  次戦は現地時間6月22日(木)17:30、ビルバオ市にてSeleccion Aragonと対戦する。

  (日本バスケットボール協会)

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