男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2003 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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第29日目 活動レポート

  2003年6月28日(土) @ボスニア・ヘルツェゴビナ(シロキ・ブリイェグ) 前に戻る 次へ進む

今日の試合結果 (通算戦績 4勝4敗)
ボックススコアボックススコア ゲームレポートレポート

 
第8戦 ○日本代表 85-66 グルデ●
 
最終戦(第9戦)の予定 6月29日(日)19:00〜 vs ポスシェ

 
 
今日の活動レポート
 
今日はボスニア・ヘルツェゴビナでの4戦目。当初予定されていたクロアチアのアルカル・シンに代り、シロキ・ブリイェグ近郊のグルデと対戦することとなった。グルデはヘルツェグボスナ・リーグ(2部リーグに相当)の2002-3シーズンを5位で終えたチーム。
 
午前はフリーで、練習希望者(堀田、石坂、伊藤、佐藤の4人)が体育館へと移動して1時間ほどのシュート練習。またパブリセヴィッチ・ヘッドコーチとスタッフは西ヘルツェゴビナ県知事を表敬訪問した。13時30分からはミーティングが行われ、パブリセヴィッチ・ヘッドコーチが今日のプレー方針と課題を説明。発表されたスターティングメンバーはPG網野・SG仲村・SF堀田・PF山田・C青野。また古田と石坂がエントリー外となった。
 
ミーティング後は昼食、そして試合に備えて出発まで休憩。
 
テーピングなど支度をしたのち19時00分にホテルからKKシロキ・ブリイェグのアリーナへと移動。到着後、準備が出来た選手からシューティング、19時30分からウォーミングアップ。20時にグルデとの試合が始まった。【試合内容はゲームレポートにて報告】試合後はバスでホテルへ移動。夕食後、就寝。
 
明日は今遠征の最終戦となり、19:00からポスシェと対戦する予定。
 
今日のスケジュール
  起床・朝食はフリー
11:00〜12:00 希望者のみ練習
13:30〜14:00 ミーティング
14:00〜14:45 昼食
14:45〜19:00 休憩
19:00 移動
19:10〜20:00 シューティング
  ウォーミングアップ
20:00〜22:00 試合 vs グルデ
22:00 移動
22:30〜23:00 夕食
24:00 就寝
 
今日のコメント
パブリセヴィッチ・ヘッドコーチ
「相手は前試合のサラエボ選抜より弱かったとはいえ、再び我々は良いプレーが出来た。ディフェンスが特に良く、太田や佐藤、柏倉といった若い選手達、そしてこれまで出場機会が少なかった堀田らがしっかりと自分をアピールしていた。」
 
太田敦也選手
「課題だったディフェンリバウンドをきちんと取ることが出来ました。その代わりオフェンスリバウンドとディフェンスに戻ることがまだ問題です。今日は高校生以来、試合では二度目となるダンクが決められて嬉しいです。」
 
今日のトピックス

クロアチアのバスケットボール史を語るには忘れられない一人の選手がいる。ドラゼン・ペトロヴィッチ。故郷シベニクでキャリアを始めた彼は、1985年と86年にシボナでヨーロピアン・カップ優勝(86年はパブリチェヴィッチがヘッドコーチを務める)。89年にポートラント・トレイルブレイザーズ、91年からニュージャージー・ネッツでプレー。92年バルセロナ五輪の決勝ではドリームチームのアメリカに敗れるが、マイケル・ジョーダンを上回る24得点を記録した。しかし翌年6月、不慮の交通事故死で28歳の生涯を閉じる。ペトロヴィッチの栄光は伝説として今でも語り継がれ、今でもペトロヴィッチに憧れてバスケットボールを始める子供達が多い。今月6日には死後10周年のイベントとして'92バルセロナ五輪のクロアチア代表vs現クロアチア代表が対戦。会場となったシボナのアリーナも彼の名前を取ってドラゼン・ペトロヴィッチ・センターと呼ばれている。

 
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