女子子バスケットボール日本代表 オーストラリア遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
2004 男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征
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男子日本代表 活動レポート
2004年6月12日(土) @クロアチア、ポレーチェ 前に戻る 次に進む
(第17日目)
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○日本代表 92-62 イストゥラ バウアリア●

今日の活動レポート

練習(午前の部)
今朝は9時30分に全員集合した。まず、昨日のゲームについて総評があった。ヘッドコーチの主なコメントとしては「昨日のミーティングで話したことを全員がパフォーマンス出来たと思っているし、相手が格下でも自分達が目指すバスケットボール(手を抜かない、相手を甘く見ない等)が出来たことに満足している。」だった。

その後、ルーカ氏(ミラノヴィッチ教授の長男)の担当でウォーミングアップを開始。オールコートを使ってフットワークドリル(70%、80%、90%、100%ダッシュ等も含む)を行った。その後、シューティングに移り、各自ジャンプシュート80本(40本/片面)とフリースロー40本(20本/片面)の成功数を課され、10時30分に全体練習は終了した。その後、若い選手だけ残りゾーンディフェンスに対するオフェンスの動きを約30分間行い終了した。

ミーティング
今日のミーティングでヘッドコーチが伝えたことしては「自分がマッチアップする相手の長所・短所をなるべく早く把握すること。相手に合わせるのではなく、自分が常に主導権を握る。相手に同じプレーで2度やれるのは、許容範囲。しかし、3回目やられた時は対応力が不足しているとみなし、それは交代のサインである。」「ゲームに集中していれば、自分のやるべきことが見え、ゲームを壊すようなミスは起こさないはず。」等が冒頭にあった。その後、今日のスターターが発表され、各ポジションに対して具体的な指示を行った。

最後に「このヨーロッパ遠征ではオフェンスを中心に行っており、帰国後ディフェンスへと移行する。我々はいつも全員で戦うのであって、スタートもベンチも関係ない。スポーツの世界は勝ち負けがはっきりしている。勝つことを恐れるな。そして、負けることを恐れるな。だから、自分の力を信じなさい。」と話しがあり、約20分間のミーティングは終了した。

練習ゲーム(4戦目)
前半、序盤は両チームと攻守にわたり互角の勝負。第2ピリオドに入って日本のディフェンスが効き始め、バウアリアは思うように得点できない。一方の日本は速攻や3Pシュートなどで徐々に突き放し、47対29と日本が18点リードして、前半を終了。

後半に入っても日本のディフェンスが機能し、相手に得点を許さない。日本はオフェンスリバウンドをそのまま得点につなげたり、外に出して3Pシュートで加点するなどリズムよく攻撃。最後まで集中力を切らさない日本は30点差をつけ、92対62で3連勝(通算:3勝1敗)を挙げた。

パジン市の歓迎
今日開催されたパジン市のラウレ市長が我々を歓迎してくれた。試合会場についてすぐ関係者より出迎えがあり、車で1分の所にある市役所へチームスタッフ(パブリセヴィッチHC、加賀谷AC、貝塚マネージャー)で向かった。市長を初め数名の関係者に迎えられ、市長から歓迎の挨拶を受けた後、我々に記念品が贈られた。その後、パブリセヴィッチHCが謝辞を述べ、ナショナルチームのTシャツと記念品をお返しした。

ラウレ市長のコメント
人口5000人の町に日本代表チームが来訪してくれることに感謝の意を表し、歓迎致します。この町で一番人気のあるスポーツはバスケットボールなので、今日の試合が楽しみです。2006年に向けて強化中とのことですが、このクロアチアで過ごす時間が有意義なものになることを期待しております。

圧巻でした!
いつもゲーム前はレイアップで体を温めるのですが、今日はヘッドコーチから「ガード陣以外はダンクで行け。」と指示があり、殆どの選手がダンクコンテストのようなダンクをビシバシと決めていました。桜井選手のバックダンクや大宮選手のワンハンドダンクもすごかったのですが、特筆すべきは古田キャプテンのダンクです。ワンハンドだけではなく、ボースハンドでのダンクはすごく迫力があり、しばし、この光景に見入ってしまいました。日本で応援して頂いている皆さんにお見せしたかった程、その状況は圧巻でした。

次から次へと繰り出されるダンクにお客さん達も大喜び!ただ、圧倒されている人達もいました。それはもちろん、相手チームで、試合前から日本チームが有利に立った瞬間でした。

今日のスケジュール
07:30〜 起床
08:30〜 朝食
09:30〜11:00 練習
11:30〜 ミーティング
12:00〜 昼食
13:00〜 フリー
15:30〜 バス移動(パジン市)
17:30〜 ウォーミングアップ
18:00〜19:30 練習ゲーム(4戦目)
20:00〜 バス移動
20:30〜 ホテル到着
夕食フリー
23:00〜 就寝
 
今日のコメント
パブリセヴィッチHC
今日のゲームは私の予想を上回る結果となった。全員がゲームに集中し、チームとして戦うことが出来たことに満足している。ただ、何人かの若手選手は状況判断がうまく出来ていなかったが、それは経験が解決してくれるであろう。次回はこのポレーチェで最強のチームとあたる。このチームがどこまで成長しているか確認できることを楽しみにしている。
今日のヒーロー:#15竹内(譲)選手 20得点(2P10本、ダンク1本)、アシスト3本、スティール2本、リバウンド5本、出場時間24分
今日のゲームはヘッドコーチに言われていたディフェンスを意識してプレイしました。また、オフェンスではハイポスト近辺でノーマークになることが多かったので、積極的に狙っていきました。相手の当たりは強かったのですが、それが当たり前のヨーロッパでは日本との違いを感じます。次の試合もヘッドコーチに言われている課題点を意識しながら臨みたいと思います。

今日のトピックス
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