練習(午前の部) 練習の冒頭にヘッドコーチから「この合宿を通じて、仲間の長所やくせなどを把握すること。なぜなら、その結果コンビネーションがよくなり、そしてチームスピリットが出来上がる。」と話しがあった。その後、30分間のウォーミングアップを行い、最初のドリルへ。ポジション別に(G・・・渡邉、柏倉、五十嵐、柏木、F・・・仲村、網野、桜井、西塔、C・・・古田、伊藤、大宮、菅谷)別れ、各々ドリブルワーク、1on1、シューティングを15分毎にローテーションをして行った。そして、スクリーンイメージを30分間行い、午前の練習を終了した。 練習(午後の部) 午後はザグレブ大学のミラノヴィッチ教授が担当。スポーツ科学に基づくバスケットボールのための様々なドリルを行った。主要項目としては「より効果的なストレッチ方法」「ドリブル技術を伸ばす為のランニング方法」「ゲームライクのシューティング方法」などが挙げられる。最後に激しい運動をした後のクールダウンを行い、練習を終了した。 ミラノヴィッチ教授 ザグレブ大学体育学部教授のミラノヴィッチ氏は昨年より日本代表チームに携わっており、今年もフィジカルテストやその結果に基づいた練習方法を立案し、実行している。教授の指導方法は色々な工夫がされており、中にはユニークなドリルも含まれている。指導している時の教授は一言でいう「熱血漢」と表現するのが一番であるほど熱い。人物像としては「スラムダンク」に出てくる安西先生に容姿や雰囲気が似ている。 コンディショニングは技術の土台を作り、コンディショニングと技術は戦術の土台を作る・・・ザグレブ大学 体育学部教授 ミラノヴィッチ氏
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