ミーティング 3日間の親善試合も終わり、ヨーロッパ遠征の前半の総括と後半となるログラの高地合宿の狙いや各選手の課題などについてヘッドコーチから話しがあった。次にミラノビッチ教授よりトレーニングと各選手のコンディショニングの状況について説明があり、最後にヘッドコーチの掛け声で円陣を組み、ログラの本格的な練習に入っていった。 練習(午前の部) 午前の練習は10時30分からスタート。ログラ名物、野外トレーニングの時間だ。高地であるがゆえの酸素の薄い環境で行うトレーニングは走ることを主体とするスポーツではよく行われる。ミラノビッチ教授より指示があり、まずはサッカーグランドの外周を軽くランニング。ただ、軽く走っても酸素が薄いためか汗は噴き出してくる。次に10分間入念なストレッチングを行ってから20分間走に移った。最初は二列だった選手達は時間が経つにつれ、崩れていった。10分を過ぎた辺りで選手達は皆汗だくになり、終わる頃には汗が滝のように流れていた。その後、体育館内のウエイトルームに移り、いつもの9種類に3種類を新たに加え二入一組で2セット行った。間にはシューティングを2回挟んで12時30分に午前の練習は終了した。 練習(午後の部) 午後の練習は6時からスタート。ミラノビッチ教授が担当し、まずはストレッチング。次にツーメン、ストレッチング、シューティングなどを織り交ぜて前半を終了。後半はいつものミラノドリルとシューティングを行い、最後にマットを使ってしっかりクールダウンして、午後8時に終了した。
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