ポレーチェ 8時30分ホテルをチェックアウトし、バスに荷物を運び入れる。この時間帯、ビーチバレーとバレーボールの移動とそして観光客のチェックアウトと重なり、ロビーは大混雑。そんな中、要領よく荷物を積み入れ予定通り9時にザグレブを出発する。昨年と同じルートのはずだが、道中何事もなく11時に10分の休息を入れたが12時30分にはポレーチェで滞在するホテルに到着。チェックインもスムーズに行われ、13時から昼食となった。 この時期、クロアチアでは長期休暇を取る人達が多く、リゾート地で知られるポレーチェは一番賑わうという。我々が滞在するホテルもほぼ満室状態。今年は我々意外にクロアチアの男子ハンドボール代表が滞在しており、2チームで体育館をシェアすることになる。 天候 こちらの天候はザグレブとは対照的で到着時には雲一つない快晴。気温も23℃で湿気もなく快適である。しかし、選手達にとっては修練の場所となるが、新陳代謝の激しいバスケットボールという競技には適度であり、いい環境である。 初練習 ホテル内にある青色を基調とした体育館。コート2面、リング6個のこの体育館が練習会場だ。4時15分前には全員揃い、各々ストレッチイングやシューティングで体をほぐす。4時ジャスト。ヘッドコーチの笛で中央に集合し、これから本格的に始動するヨーロッパでの強化合宿について約10分間ヘッドコーチより話があった。その後、加賀谷AC担当で30分間のウォーミングアップ。仕上げは恒例のチェイシングゲーム(鬼ごっこ)だ。その後、ウォーターブレイクをはさみ、スクリメージへ。約1時間、メンバーチェンジを繰り返しながら行われ、皆いい汗をかいていた。6時10分前には終了し、初練習を終えた。 クロアチア男子ハンドボール代表チーム 我々の練習後、6時からハンドボールチームの練習があった。このチームは世界選手権と昨年のアテネオリンピックで2大会連続で優勝している。今回の参加メンバーは約30人で世界選手権の予選に向けた2次選考合宿とのこと。独特の雰囲気を持って体育館に現れた平均身長190cmの軍団は静かに練習をスタートした。
|