2005男子バスケットボール日本代表 ヨーロッパ遠征 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2005年6月10日(金) @クロアチア、ポレーチェ 前に戻る 次に進む
(第4日目)
今日の活動レポート

ポレーチェ 
8時30分ホテルをチェックアウトし、バスに荷物を運び入れる。この時間帯、ビーチバレーとバレーボールの移動とそして観光客のチェックアウトと重なり、ロビーは大混雑。そんな中、要領よく荷物を積み入れ予定通り9時にザグレブを出発する。昨年と同じルートのはずだが、道中何事もなく11時に10分の休息を入れたが12時30分にはポレーチェで滞在するホテルに到着。チェックインもスムーズに行われ、13時から昼食となった。

この時期、クロアチアでは長期休暇を取る人達が多く、リゾート地で知られるポレーチェは一番賑わうという。我々が滞在するホテルもほぼ満室状態。今年は我々意外にクロアチアの男子ハンドボール代表が滞在しており、2チームで体育館をシェアすることになる。

天候
こちらの天候はザグレブとは対照的で到着時には雲一つない快晴。気温も23℃で湿気もなく快適である。しかし、選手達にとっては修練の場所となるが、新陳代謝の激しいバスケットボールという競技には適度であり、いい環境である。

初練習
ホテル内にある青色を基調とした体育館。コート2面、リング6個のこの体育館が練習会場だ。4時15分前には全員揃い、各々ストレッチイングやシューティングで体をほぐす。4時ジャスト。ヘッドコーチの笛で中央に集合し、これから本格的に始動するヨーロッパでの強化合宿について約10分間ヘッドコーチより話があった。その後、加賀谷AC担当で30分間のウォーミングアップ。仕上げは恒例のチェイシングゲーム(鬼ごっこ)だ。その後、ウォーターブレイクをはさみ、スクリメージへ。約1時間、メンバーチェンジを繰り返しながら行われ、皆いい汗をかいていた。6時10分前には終了し、初練習を終えた。

クロアチア男子ハンドボール代表チーム
我々の練習後、6時からハンドボールチームの練習があった。このチームは世界選手権と昨年のアテネオリンピックで2大会連続で優勝している。今回の参加メンバーは約30人で世界選手権の予選に向けた2次選考合宿とのこと。独特の雰囲気を持って体育館に現れた平均身長190cmの軍団は静かに練習をスタートした。

今日のスケジュール
07:30〜 朝食
08:30〜 チェックアウト
09:00〜 ホテル出発
12:30〜 ポレーチェ到着
13:00〜 昼食
16:00〜 練習
20:00〜 夕食
23:00〜 就寝

今日のコメント
ジェリコHC
長時間の移動や時差の関係で選手の体調は万全ではないですが、このポレーチェでいい状態にもっていけると思っています。今年もミラノビッチ教授にお手伝い頂き、バスケットボール選手としてのコンディショニングを徹底させます。身体的な準備を進める一方、今年はゲームを去年よりも多く組んでゲーム感覚を磨きます。ですから、練習ゲームを通じて各個人のレベルアップを図るので、昨年のファンダメンタルなドリルより実践的なドリルが増えると思います。限られた時間ですので、一日一日を大事に皆さんの期待に応えられるチームにしていきます。
古田キャプテン
今日の練習を終えて今年のヨーロッパ遠征がいよいよスタートしたなと感じてます。今年はトレーニングも大事ですが、ゲームを重ねてチーム力の強化を図ることに重きを置いていくと聞いています。自分達のレベルもそういう段階に来ているんだと実感する中で、各々がしっかり自分の目標を持ってこの1ヶ月間の遠征に臨まなければならないと思います。ここに来ている選手達はモチベーションが高いので自分を見失うことはないと思いますが、これからやっていくことは自分のためであり、その力がチームのために繋がっていきます。自分もそうですが、若い選手達は色んな可能性とチャンスがあるはずですので、今頑張らなければいけないんです。当面は帰国後のキリンカップを照準に合わせ、日々努力していきたいと思います。

今日のトピックス
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