練習(午前の部) 11時30分体育館集合。東野ACの担当でウォーミングアップを15分間行い、その後シューティングへ。各自ジャンプシュート80本(40本/片面)とフリースロー40本(20本/片面)の成功数を課され、12時20分に練習は終了した。午前の練習は今日のゲームに備え、軽めとなった。 ミーティング 今日のミーティングはまず、代表チームの使命である文化交流について話しがあった。「今日、試合会場があるスロヴェン・グラデッツ市は日本の新潟県新井市と姉妹都市の関係を締結しており、今日は偶然にも新井市の市長が訪問する日と重なっている。我々がそこでゲームをすること自体に大きな意味を持つ。服装ひとつとっても日本の代表チームとしてちゃんとしなければならない。」その後、今実施しているフォーメーションの確認し、続けて対戦チームのことについて話しがあった。最後にスターティング5が発表され、午後1時15分に終了した。 練習ゲーム(6戦目) 前半から日本は激しいディフェンスで主導権を握り、徐々にリードを広げる。第2ピリオドに入って日本は動きが悪くなり、5点差まで追いつかれるが、ディフェンスをオールコートプレスに変え、リズムを取り戻す。日本はスチールからの速攻や相手のミスを誘うなどして得点を重ね、46-32と日本が14点リードして、前半を終了。 後半に入り、両チームとも得点を重ね、点差は変わらない。日本はオールコートプレスを効果的に活用し、相手に流れを渡さず徐々に突き放す。途中、相手はゾーンディフェンスなどで応戦するも日本はうまく対応。95対70で日本が圧勝し、このシリーズ5勝目を挙げた。これで日本は通算成績を5勝2敗とした。 スロヴェン・グラデッツ市 スロベニアの中央北部に位置する同市は人口1万2千人。1997年に新潟県の新井市と姉妹都市の関係を結ぶ。当時、日本の政府がスロベニアに対し、姉妹都市提携の話を切り出し、実現した。同市は文化の町として国からお墨付きをもらっており、代表的な文化遺産としては作曲家の「フーゴ・ウォルフ」の生家が残っているという。現在は音楽学校として使用しているそうだが、この作曲家には日本に1万人以上のファンがいるという。 また、この市ではハンドボールチームがあり、スロベニア国内1部リーグに所属し、代表選手も3人いるとのこと。1番の人気スポーツはハンドボールで、2番目にバスケットボールがランキングしている。なお、スロベニアにはバスケットボール選手として2000人登録しており、その内6人がNBA選手である。 ダンクのオンパレード 今日もやってくれました。試合前のレイアップ。エンジンがかかってきたのか、一人二人とダンクし始め何巡かした後、古田キャプテンがさりげなくダンク。それを見ていた渡邉選手も軽やかにダンクし、「俺のダンクも見てよ」とばかり次々ダンク。触発されたのかガード陣もリングに触りながらレイアップを決めてくれます。 極めつけは網野・桜井・大宮3選手のバックダンクで締めくくられ、親善試合に華を添えていました。日本のファンの皆さん。キリンカップでは会場から「ダンク」コールをして下さい。選手達は必ずや皆さんの声に応えてくれると思います。念のためにお伝えしますが、今日はヘッドコーチからの指示はありませんでした。
|